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査読付論文
サステイナビリティ研究所収
持続可能な開発目標(SDGs)は、着実に社会に浸透しているが、本当に世界で目指すべき目標なのだろうか。また、多様な主体が関与する SDGs に対し、いかにして実施を効果的に進めていけばよいのだろうか。これらの疑問に答えるため、本稿では、第一に、SDGs の意義を検討し、第二に、主に日本を対象に、SDGs を実施していくにあたってのマルチレベル・ガバナンスのあり方を考察した。SDGs の意義としては、①持続可能な開発を阻む様々な問題について、達成期限のある具体的な目標を包括的に定めたこと、②統合的な解決が求められるようになったこと、③変革を促しやすくなったこと、④持続可能な開発を世界の主要議題に押し上げたこと、の 4 点を導き出した。マルチレベル・ガバナンスは、垂直的調整、水平的調整...
委託報告書
 2015年9月に持続可能な開発目標(SDGs)を含む2030アジェンダが採択されてから、4年目を迎えている。2030アジェンダは、持続可能な開発を実現するための世界全体の行動計画であり、その普遍的性格から、先進国、新興国、途上国を問わず、SDGs達成に向けた行動が求められている。  SDGsの実施においては、従来の政府主導によるもののみならず、企業、NGO、大学・研究機関、地方自治体及び国際機関といったステークホルダーによる積極的な取組が期待されている。各主体の自主性を引き出すためには、努力が報われる環境と仕組みづくりも重要である。持続可能な開発を構成する三つの大きな側面(社会、経済、環境)の一つが環境であり、SDGsの17ゴールと169ターゲットの多くが環境に関連するものであることから...
委託報告書
 2016年5月、日本はG7議長国としてG7伊勢志摩サミット及びG7富山環境大臣会合を開催した。2017年はイタリアがG7議長国となり、5月にタオルミーナでG7サミットを、6月にG7環境大臣会合をボローニャで開催した。G7伊勢志摩サミット及びG7富山環境大臣会合で得られた成果は、イタリアでのG7サミット・環境大臣会合でも引き継がれ、気候変動、資源効率、海洋ごみ、エネルギー、持続可能な開発のための2030アジェンダ等の議題について、議論がなされ、最終的にG7コミュニケにまとめられた。  本年はカナダがG7議長国となり、6 月にシャルルボアでG7サミットが開催される予定であり、G7環境大臣・エネルギー大臣会合(仮称)は10月頃に開催される見込みである。本年のG7サミット・環境大臣...
ポリシーレポート
Japan’s Climate change Adaptation Initiative was announced by Prime Minister Shinzo Abe at the UN Climate Summit 2014 with the aim to support the adaptive capacity of developing countries in a holistic manner. The Adaptation Initiative includes support for designing adaptation planning based on scientific knowledge and for capacity development of...
ブックチャプター
グローバル・タックスの理論と実践  主権国家体制の限界を超えて所収
グローバル・タックスとは何か、理論的な分析を行い、どのような形で実現されるべきなのか、その理念や理想型を検討した本における章で、国際要因と国内要因からみたグローバル・タックスの課題と機会について分析。
ポリシーレポート
2014年の国連気候サミットにおいて、日本は開発途上国の適応能力を包括的に支援することを目的とした適応イニシアチブを発表した。適応イニシアチブには、科学的知識に基づいた適応計画策定、および開発途上国が気候変動影響評価を更新するための能力開発に関する支援が含まれる。同イニシアチブの一環として、環境省は地球環境戦略研究機関(IGES)と共同で、アジア太平洋地域の国々を対象に、国別適応計画(NAP)策定および関連する政策の推進における各国の政府関係者およびその他のステークホルダーの能力構築に貢献するために、一連のワークショップシリーズ「アジア太平洋地域における気候変動影響評価および適応計画策定に関する能力向上」を開催してきた。本ワークショップシリーズは、2015年から開始され...
委託報告書
本年度事業では、IGESが平成29年度に続き、平成30年度事業の日本側の総合プラットフォーム機関(注:環境省及び中国生態環境部からの指導、助言を得ながら、都市間連携協力の円滑な実施を支援する機関)として本都市間連携協力事業を実施した。 中央政府レベルの連携では、生態環境部及び日中友好環境保全センター等との協議調整及び交流を行い、日中プラットフォーム機関会合、日中VOC等環境モニタリングホットイシューに係る技術交流セミナーの開催、モデル4都市における事業の促進や展開等に関する協力を行った。地方政府レベルの連携では、地方自治体の中国における協議調整、共同研究の実施、モデル事業の推進等を支援した。また、今後の方向性に関する関係者との協議調整を実施した。
委託報告書
中国の中央政府、大気汚染対策重点地域及び本都市間連携事業で協力対象とする中国地方政府等の大気汚染政策・対策・措置等に関する重要情報を収集整理し、併せて関連施策の分析等を行うことにより政策動向の実態を把握し、もって日本の地方自治体等の連携方策検討に資することを目的に実施した(以下、この事業を「政策モニタリング」という)。2018年3月以降の動きについて、毎月1回定期的に前月の関連情報を取りまとめ、翌翌月の1日に月報として都市間連携事業の関係者限りのウェブサイトに掲載し関係自治体へ提供した。 なお、政策モニタリングの月報(中国語版)は、中国清華大学環境学院環境管理と政策教研所の協力を得て作成した。主要な情報源は、中央政府、関係地方政府及び関係事業単位(政府の下部機関)のウェブサイト(ホームページ...
委託報告書
平成27年11月、日本では「気候変動の影響への適応計画」が閣議決定された。開発途上国の適応計画を支援することは日本の適応計画の戦略の一つとして盛り込まれており、科学的知見に基づいた有効な計画策定の支援を行うこととしている。本年度の事業においては、「平成27年度適応イニシアティブ推進のための地域横断的人材育成等に向けた調査・検討業務」および「平成28 年度および平成29年度アジア太平洋地域における気候変動適応分野の知見共有、人材育成支援業務」を通じて構築した気候変動影響評価の手法のアップスケールや、適応の政策や事業化に貢献するツール開発や能力向上を目的とした人材育成、知見共有等を行うことを目的とし、さらに、我が国が国連気候変動枠組条約第22 回締約国会議(UNFCCC COP22...
ポリシーブリーフ
T-20 Climate Change and Environment
Scientific evidence suggests that cumulative GHG emissions have already caused climate change, which tolled victims all over the world but quite often charged disproportionally high costs to poor segment of the world, and substantial mitigation actions are needed to avoid irreversible catastrophic change in ecosystems that underpin very human...