気候変動

IGESは、国際交渉や国際プロセスに沿った、緩和と適応のイニシアティブの発展を促し、気候変動に強い未来への、移行の実現を目指しています。

気候変動は、地域レベル、世界レベルでますます大きな脅威となっています。IGESは政策立案者、自治体、企業、投資家の、健全な科学に基づいた気候リスクと将来に関する理解を助け、市場メカニズム、緩和および適応についての研究活動を通して、さまざまなステークホルダーが気候変動に強い社会を構築するための行動を、共にデザインするための支援を行っています。
 

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関連イベント

今後のイベント
OECDシンポジウム

気候変動および環境分野におけるOECDの取り組みとG7への貢献

経済協力開発機構(OECD)は、より良い暮らしのためのより良い政策を実現するために、経済、教育、環境、開発援助の分野を中心とする専門知識に基づき、G7やG20をはじめとする国際的な政策プロセスに政策提言やデータ提供を行っています。本シンポジウムでは、気候変動および環境分野におけるOECDの取り組みを紹介するとともに、4月15日~16日に行われるG7 札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合へのOECDの貢献を共有します。また、脱炭素社会への移行や...
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APFSDサイドイベント

パリ協定と持続可能な開発のための2030アジェンダのシナジーを促進する行動:アジア太平洋地域における都市間連携の強化

現在、アジア太平洋地域の大半の国は、パリ協定とSDGsの両方において目標達成に向けた軌道から外れています。2022年版の国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の報告書によると、同地域がSDGsを達成するのは2065年と予想されるなど、大幅な遅れをとっています。気候変動とSDGsは相互に深く関連しており、2つの国際目標を達成するには、取り組みの相乗効果(シナジー)を最大化させることが不可欠であると考えられています。このような背景から、2022年7月に「第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に...

過去のイベント
第4回北九州SDGs研修

九州のゼロカーボンシティを訪問し、再生可能エネルギーから経済、社会への相乗効果を創出する実例を学ぼう

第4回北九州SDGs研修では、再生可能エネルギー事業の現場および、SDGsの基本理念である環境、経済、社会の3側面の実践的な統合に関心のある大学生・大学院生を10名募集します。ゼロカーボンシティを表明した福岡県北九州市と長崎県五島市を5日間にわたり訪問し、行政、企業、団体、漁業組合など多様なステークホルダーから、洋上風力発電事業をはじめとする再生可能エネルギー事業の本格展開を通じた、経済や社会への相乗効果創出を対面で学びます。 応募資格や費用...

関連ニュース

プレスリリース
2023年3月23日

アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォーム(AP-PLAT)の枠組文書を策定

IGESは、「アジア太平洋気候変動適応情報プラットフォーム」(AP-PLAT)の活動の指針となる枠組文書を、環境省と(国研)国立環境研究所との協働により策定しました。 激甚化する自然災害や海面上昇、生態系の変化など、気候変動は私たちの生活に様々な影響をもたらしています。その影響・変化に対して備えることで、個人や社会の強靭性(レジリエンス)を強化する「適応」の重要性が国際的に高まっています。IGESは...
お知らせ
2023年2月13日

「脱炭素社会の推進に関する包括連携協定」を締結 - IGES、兵庫県、三井住友銀行、神戸大学および神戸新聞の5者が地域の脱炭素化に向けて連携 -

IGESは、兵庫県、三井住友銀行、神戸大学、および神戸新聞との間で、「脱炭素社会の推進に関する包括連携協定」 を締結しました。環境政策研究機関、県、金融機関、教育機関、そしてマスメディアが連携し、産官学一体となって地域の脱炭素化に向けて取り組みます。 兵庫県は2022年に、脱炭素社会という新しい時代の地域における将来像と取り組み指針を示した「兵庫県地球温暖化対策推進計画」を改定し、強化しました。本計画では、2030年度までに2013年度比48%減の温室効果ガス削減目標を掲げています...
お知らせ
2023年2月20日

IGES、アジア工科大学と協力協定を更新

地球環境戦略研究機関(IGES)とアジア工科大学(AIT)は、1月31日、アジア太平洋地域における政策研究および持続可能な開発イニシアチブに関する共同の取り組みを強化するための協力協定を更新し、調印しました。 両者はこれまでも協力関係にありましたが、今回の協力協定の更新で、資源効率と循環経済、廃棄物とプラスチック汚染、気候変動、コベネフィット、水資源管理、地域循環共生圏(CES)の6分野において特に協力を強化していくことに同意しました。 これまでの両者の協力の例としては...

関連プロジェクト

プロジェクト
Updated: 2023年3月

G7 特集 2023

G7、すなわちGroup of 7は、日本、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、フランスの7カ国に加えて欧州連合(EU)から構成され、首脳級のサミットのほかに、特定の分野に関する大臣会合を毎年開催しています。2023年のG7は日本が議長国を務め、5月19日~21日に広島でサミットが開催されるほか、気候・エネルギー・環境大臣会合をはじめとする14の大臣会合が日本各地でそれぞれ開催されます。日本は議長国としてG7の優先議題を設定し、議論を牽引するなど、リーダーシップを発揮することが期待され...

プロジェクト
Updated: 2023年3月

グローバル・ストックテイク(GST)

2021年11月に英国・グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、ついにパリ協定のルールブックが完成しました。「行動」の段階に入った2022年以降、各国は合意されたルールに則り、パリ協定の目標達成に向けてさらに野心的な行動を取ることが求められます。そこで注目されるのが、この目標の世界全体の進捗状況を評価する仕組み、「グローバル・ストックテイク(Global Stocktake: GST)」です。2021年11月から2023年11月にかけて実施される第1回GST...

プロジェクト
Updated: 2023年3月

IGES日本語で読むシリーズ 世界の環境関連の重要文書を日本語でチェック!

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書をはじめ、世界には様々な環境関連文書があります。IGESでは、その中でも特に重要なものやIGESの研究員が執筆に関わったものなどを中心に日本語翻訳版や日本語による解説ハンドブックを作成しています。このページでは、これまでに発表した日本語翻訳版やハンドブック等を紹介しています。