持続可能な開発目標(SDGs)

SDGsSustainable Development Goals
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SDGsとは?

2015年、国連サミットで加盟国により今後15年間の開発計画の指針となる17の持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。SDGsは、貧困と不平等をなくし、地球を守り、誰一人取り残さないことを目的とした、相互に関連する17の目標で構成されています。IGESは、SDGsの達成に向け、多様なステークホルダーを支援していきます。


SDGsの進捗状況

SDGsの中間点において、世界はSDGsの達成に向けて遅れをとっています。 アジアは他の地域の国々に比べて動きが鈍い傾向にあることが懸念されます。一方、各国がSDGs計画におけるシナジー効果を重視する動きやSDGsに対する革新的な解決策を進める地方自治体の事例など、アジアも含め世界的にSDGsの達成に向けて前進している心強い兆候も見受けられます。

The Sustainable Development Goals Report 2023: Special Edition
Asia and the Pacific SDGs Progress Report

 
他機関出版物の翻訳
 
著者:
United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (UNESCAP)

国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)が発表した「Asia and the Pacific SDG Progress Report 2024: Showcasing Transformative Actions」の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。アジア太平洋地域における17項目の持続可能な開発目標(SDGs)及び169のターゲット達成に向けた取り組みの進捗を分析している。今年の報告書は、域内でのSDGsへの進捗が依然として不均衡かつ不十分であり、特に周縁化された層(女性及び女児、農村、都市の貧困層等)が影響を受けているほか、小島嶼開発途上国(SIDS)とそれ以外の地域との進捗ギャップが継続していると指摘している。また、気候変動対策の強化ならびに域内...


SDGs/2030アジェンダの達成とIGESのアプローチ

IGESは、国やその他のステークホルダーがSDGsを達成できるよう、3つのアプローチに焦点を当ててきました。統合的アプローチは、SDGs間のシナジー(相乗効果)を達成するためのセクター横断的な調整の強化に重点を置くものであり、包摂的アプローチは、多様なステークホルダーの参加を可能にし、さまざまな声に耳を傾け、「誰一人取り残されない」ようにすることに重点を置くものです。IGESは「チェンジ・エージェント」として、政府、企業、投資家、研究者、市民、非営利団体に、統合、包摂、ローカライゼーションを強化し、持続可能な社会への変革を促進する機会を提供するネットワーク、パートナーシップ、会合を企画し、参画しています。

各目標をクリックすると、各目標の詳細とIGESの取り組みについてご覧いただけます。

あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
各国内及び各国間の不平等を是正する
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
持続可能な生産消費形態を確保する
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
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レゴを組み立ててストーリーを作ろう

IGES北九州アーバンセンターは、九州国際大学現代ビジネス学部地域づくりコース三輪ゼミと共催にて10月6日(日)に「やはたアートフォレスト2024~パレットの樹~」*の一環として、『レゴ🄬を組み立ててストーリーを作ろう』を開催いたします。このワークショップでは、遊びと学びを融合させた「新しい学びの道具」として開発されたファシリテーションメソッド「レゴ🄬シリアスプレイ🄬」を用い、与られたテーマをレゴ🄬ブロックで形に表し、ストーリーを考えます。いつもは言葉にしない自分の考えや思いに気づき...
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アジア太平洋の気候安全保障事業 (APCS)

国際ワークショップ「気候危機における食料安全保障の確保」

本ワークショップでは、気候危機下において食料安全保障を確保するための最近の議論、研究がより必要とされる領域、可能な政策介入について検討しました。 1996年の世界食糧サミットで発表されたコミュニケは、食料安全保障を次のように定義しています。「食料安全保障とは、すべての人々が、いかなるときでも、活動的で健康的な生活に必要な食生活上のニーズと嗜好を満たすために、十分で安全かつ栄養価ある食料を、物理的、社会的および経済的にも入手可能であるとき達成される状況である」。...
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気候変動・生物多様性喪失・汚染~3つの環境危機に対処するシナジーアプローチの促進~SDGsステークホルダーズ・ミーティング 第15回会合 兼 第4回SDGs推進本部円卓会議環境分科会

開催趣旨 2015年9月に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030アジェンダ)の中核をなす「持続可能な開発目標」(SDGs)は、2030年に向けて国際社会が目指す目標としての共通言語となり、世界はSDGs達成に向けた実施段階に入り、多くの取り組みが実践的に進められるようになりました。 ステークホルダーズ・ミーティングは、国際社会及び国内におけるSDGsの実施状況を共有するとともに、環境側面からのSDGsの取り組みを推進するために、民間企業や自治体...

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2024年1月31日

IGESコンテンツ人気ランキング2023発表

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES:アイジェス)は、1月31日(水)、昨年1年間に発信したIGESコンテンツのアクセス数やイベントの参加者数などをカテゴリー別に集計し、そのランキングを発表しました。ランキング上位のコンテンツには、昨今の注目テーマや今後のトレンドを議論したものも多く含まれています。昨年の環境問題を取り巻く動向の振り返りや2024年を展望する上での参考として、IGESのコンテンツをより多くの方に改めて活用していただければ幸いです。
今回発表したのは、「出版物ダウンロード数ト...

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2023年10月4日

第15回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2023】 「アジア太平洋における持続可能な社会への移行を加速する: 統合、包摂、ローカライゼーションがもたらす変革の可能性」開催

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、第15回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP(アイサップ)2023】全体会合を2023年12月19日(火)にパシフィコ横浜で対面とオンラインのハイブリッドで開催します。また、テーマ別会合を2023年10月~2024年1月の期間にオンラインで開催します。 ISAPは、国際的に活躍する専門家や政府・国際機関・企業・NGO関係者等が集い、持続可能な開発についてアジア太平洋の視点から議論を行うフォーラムです。ISAP2023では...

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9月22日〜23日、ニューヨークの国連本部で国連未来サミットが開催されました。未来サミットの目的は、グローバル・ガバナンスを強化し、国際的に合意された目標、特に持続可能な開発目標(SDGs)の実施を加速させることです。サミットが開催される背景には、近年の紛争やパンデミック、気候変動などの地球規模の危機に、国際システムが効果的に対応できていないという懸念の高まりがあります。このような懸念に対処するため、サミットでは、多国間システムをいかに強化し...
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都市版SDGsレポート

世界初の都市版SDGsレポートを発表 ~「国連ハイレベル政治フォーラム2018」にて国内3自治体のSDGs先進事例を発信~
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気候安全保障に関する特集ページでは、気候安全保障に関連する研究成果と関連情報を発信しています。具体的には、国際動向の調査をはじめとして、エネルギー安全保障、食料安全保障、気候変動を一因とする人の移動、気候変動適応と安全保障、海洋安全保障など、多岐にわたるテーマを掘り下げ、多様な観点から議論していきます。