新型コロナウイルス(COVID-19)が環境・持続可能性に及ぼす影響
―IGES基本方針―
IGESは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大とそれに伴う地球環境課題を取り巻く状況について、現在までの分析結果を踏まえ、基本方針を策定しました。本基本方針では、環境と持続可能性を確保するという観点から、COVID-19に関連する重要な問題を特定し、どのような環境・持続可能性の課題がこの危機と関連しているのか、そしてその解決策にはどのようなものがあるのかを、「短期」、「中期」、および「長期」に分類して明確にしました。IGESは、COVID-19の世界的大流行(パンデミック)が多くの環境問題と密接に関連し、さらに将来の持続可能な社会の構築に関わる課題であるという認識のもと、この問題に積極的に取り組んでまいります。
解説動画
持続可能な未来のための、COVID-19からのグリーン・リカバリー(英語)
新型コロナウイルス(COVID-19)に直面して改めて求められる、SDGsのローカル化としての地域循環共生圏の創造
新型コロナウイルス感染症の拡大は、現在の自然と人間の関わり方の脆弱性やグローバル化の負の側面を明らかにしました。私たちがグローバルな視点で持続可能な社会と人間の福利の向上を実現するには何が重要でしょうか。そのひとつの解としての「地域循環共生圏」の意義を、名づけ親でもあるIGES武内和彦理事長が、SDGsやパリ協定、生物多様性条約や防災・減災の観点も絡めて解説します。
関連出版物
関連イベント
2021年5月17日(月) |
新書籍「コロナ下における環境レジリエンスと変革: 環境機能における気候変動の影響」出版記念ウェビナー |
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2020年9月17日(木) |
IGESプレスセミナー 地球環境課題と国際動向 解説シリーズ2020 オンライン
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2020年9月18日(金) 10:00 ~ 12:00 (日本時間) |
オンライン
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2020年9月3日(木) |
国際シンポジウム オンライン
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2020年5月28日(木) 9:00 ~ 11:30 (NY時間) |
Webinar 1: Thinking ahead for a sustainable, just and resilient recovery |
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2020年5月28日(木) 15:30 ~ 17:00 (韓国 仁川時間) |
East and North-East Asia Policy Dialogue on the Economic and Social Survey of Asia and the Pacific 2020 |
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2020年4月23日(木) |
IGESプレスセミナー 地球環境課題と国際動向 解説シリーズ2020 オンライン
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関連リンク
Energy Policy Trackerは、IGESを含む14の組織・団体からなるイニシアティブで、気候とエネルギーの観点から、G20諸国の新型コロナウイルス(COVID-19)からの政府の復興政策に関する最新情報と分析を提供しています。データベースは毎週更新されます。
Online Platform for Sustainable and Resilient Recovery from COVID-19 (Platform for Redesign 2020)は、新型コロナウイルス(COVID-19)からのより良い復興に向けた、気候変動やその他の環境政策に関する各国の政策や取り組みを統合した情報ハブです。 本イニシアティブは、UNFCCCの支援の下、環境省が主導し、IGESも各国からの回答や動画メッセージ、ウェブサイトなどの制作および管理に貢献しています。