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ブックチャプター
SDGsと環境教育:地球資源制約の視座と持続可能な開発目標のための学び所収
持続可能な生産と消費(SCP)は、「消費と生産システムが環境に及ぼすネガティブな影響を最小化しつつ、すべての人にとっての生活の質の向上を目指す包括的なアプローチ」と定義され、非常に包括的で広範な政策概念である。SCPに関連して、2015年に「持続可能な開発目標(SDGs)」とパリ合意と言う2つの国際合意がなされたことは注目すべきである。いずれの場合も、無限の資源、環境容量を前提としない社会経済へと舵取りすることについて国際合意したことにその画期性がある。この2つの政策的文脈の中で、生産と消費のあり方を変えることで社会経済の仕組みをより持続可能にすること(SCP)が注目されている。SCPを実現するための政策を検討する上では、製品とサービスのライフサイクル、ライフスタイルの変化...
ポリシーレポート
この報告書は、川崎市が、環境省、国連環境計画国際環境技術センター(UNEP IETC)および地球環境戦略研究機関(IGES)との緊密な協力により、開発途上国に対して、日本の中 央政府および地方自治体における経験から廃棄物処理について学んでもらうことを目的として作成した。
ポリシーレポート
This policy report reviews the current status of waste management in Myanmar and confirms that it remains at a preliminary stage, attributed to challenges at both the national and city levels resulting from a range of technical, social, economic and institutional constraints. Accordingly, the overall guidance of this report is the need for Myanmar...
その他アーティクル
SRIDジャーナル / Journal of the Societies of Researchers for International Development (SRID)所収
著者:
SDGs やパリ協定の実施へ向けて開発協力のあり方は大きな転換点にある。SDGs における目標間のトレードオフおよび両合意による大幅な低炭素化・資源効率性の向上という要請を踏まえ、途上国・新興国・先進国それぞれにおいてライフスタイルやビジネスモデルを含めた経済社会と生産・消費パターンの変革が求められている。本論説では、SDGs とパリ協定の達成へ向けた開発協力の今後の展望として、(1)指標の設計、(2)調整・統合された戦略・計画、(2)持続可能な都市やコミュニティのモデルプロジェクト実施、(4)戦略的持続可能性アセスメントの導入に関する4点を提言した。 The mode of the conventional development cooperation is at the turning...
プレゼンテーション
日経エコロジー定期購読者・日経BP環境経営フォーラム会員無料セミナー 徹底予測2018 循環型社会の未来を考える 廃棄物処理法2017年改正の重要ポイントとサーキュラーエコノミーのインパクト
資源効率・循環経済(サーキュラーエコノミー)に関する欧州政策・国際機関等の動向に関する講演。サーキュラーエコノミー(循環経済)と資源効率をめぐるEU・国際政策動向、サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、EUサーキュラーエコノミー政策パッケージ概要、欧州各国+動向、日本の循環型社会との違い、企業へのインパクトと今後の方向性、海外企業動向例などについて報告。
プレゼンテーション
バイオインダストリー協会政策情報セミナー:-SDGs・サーキュラーエコノミー・バイオエコノミーについて-
欧州の資源効率・循環経済(サーキュラーエコノミー)政策の動向-バイオ産業との関連性についての講演。サーキュラーエコノミー(循環経済)と資源効率をめぐるEU・国際政策動向、サーキュラーエコノミー(循環経済)定義、EUサーキュラーエコノミー(循環経済)政策パッケージ概要、 欧州各国や企業の動向例、今後の方向性などについて報告。
プレゼンテーション
環境経済・政策学会 2017 年大会
2010年代に入って、現在の環境政策のベースとなっている効率性改善を重視するアプローチから、資源利用・エネルギー利用の総量抑制を意識した充足性アプローチを重視する動きが出てきている。2015年には持続可能な開発目標(SDGs)とパリ協定が採択され、いずれも無限の資源、環境容量を前提としない社会経済を目指すものである。本研究における充足性アプローチは、従来の効率性アプローチに対して、資源・環境制約を念頭にして、消費・ニーズのあり方の転換も視野に入れてエネルギー・資源消費総量を抑制するアプローチと定義する。従来、環境政策はその政策手法(規制的、経済的、自主的、情報的手法)により検討が行われてきたが、SCPが取り扱う領域が汚染対策や環境効率の改善から...
プレゼンテーション
日本LCA学会 SCP(持続可能な消費と生産)とSDGsについての参加型討論会(ショートプレゼン)
著者:
SCP(持続可能な消費と生産)は、言葉としてはSDGsの中でも大目標の一つ、ゴール12に掲げられ、その中では消費と生産に伴う自然資源の取得、環境に有害な化学物質等の排出物を最小化する管理手法や政策、国際的な合意形成といったことを対象としています。しかしSCPをより広義にとらえれば、「消費と生産」は我々人類の日々の営みそのものであり、消費と生産を巡るシステムは現在の文明の現状そのものといっても過言ではありません。また、SCPについて考慮することは、題材となる製品やサービスを巡る環境影響、社会影響を含んだものになり、自然にSDGsの他のゴールと関連していくことを意味します。本討論会では、参加者がSCPにかかわるトピック「SCP(持続可能な消費と生産)とSDGsの関連性は?」...
委託報告書
平成28年度環境研究総合推進費「アジアにおける資源環境制約下のニーズ充足を目指す充足性アプローチへの政策転換(課題番号:S-16-3)」による研究の初年度報告書である。研究は、IGES、九州大学、南山大学の3研究機関の共同研究として実施した。
委託報告書
アジア太平洋3R白書は、廃棄物分野のデータ、情報、指標を整備すること で、同地域が国レベルでも、自治体レベルでも循環産業の発展を含め3Rの実 施と環境の配慮した廃棄物管理を実施できるよう支援するものであり、技術協 力や技術移転の具体的な内容を明確にできると期待されている。 本業務は、2017年度に開催予定の第8回アジア太平洋3R推進フォーラムに おいて、その成果を出版・公表することが予定されているところであるため、 UNCRDと連携して、アジア太平洋3R白書の作成に関し、本プロジェクトのリ ード国として我が国の経験・知見を積極的に発信するとともに、その取り纏め に貢献する。