IGESではグリーン・ビジネスや雇用市場を含む、グリーン・ファイナンスおよびグリーン投資の動向を分析・研究し、よりクリーンな経済成長への移行を目指しています。グリーンエコノミーへ移行するための道筋を描くことで、持続可能な社会の実現が近づくのです。
IGESは政府、学術機関、開発銀行や国際機関と協力し、グリーン・ファイナンス、グリーン投資の分析、アジア太平洋地域におけるグリーン・ジョブおよびグリーン・ビジネスを促進する方策を見出すための実践的な研究を行います。
関連出版物
関連イベント
IGES-GFANZ共催ウェビナー
ネットゼロ移行計画(NZTP)入門編
IGESはグラスゴー金融同盟(Glasgow Financial Alliance for Net Zero: GFANZ)*と協力し、国内の金融機関のネットゼロに対する理解を深め、ネットゼロ移行計画の策定を後押しすることを目的に、全3回のウェビナーを開催します。金融機関のサステナビリティ関連業務のご担当者など、実務に携われている方に適した内容となっております。 第1回となる本ウェビナーでは、GFANZの活動について紹介するとともに、世界の温室効果ガス排出量を「ネットゼロ」にするために必要な社会
トランジション計画 ー ベストプラクティスの概要
気候変動による異常気象や気象災害のリスクはますます深刻化しており、気候危機への対策が急務となっています。特に温室効果ガス(GHG)の排出量の多い国や事業体は、より野心的な行動を起こし、排出量の管理と適応を重視した、新たな道筋を計画・実行することが求められています。 近年登場したトランジション(移行)の概念は、国や企業が、現在のGHG排出量をパリ協定の目標達成に整合する水準まで減らすために行う変化を指しています。トランジション計画は、このトランジションをどのように実現するかを示すもので...
気候変動ウェビナーシリーズ
トランジション・ファイナンスの最新動向
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、企業の脱炭素への取り組みを支援する「トランジション・ファイナンス」が注目されています。企業の脱炭素化を推進するためには、1.5℃目標と整合する「トランジション戦略の妥当性」を担保し、トランジション・ファイナンスの信頼性を確保することが必要です。 世界では、2023年6月に国際資本市場協会(ICMA)がその指針となる「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック(ICMAハンドブック)」を改訂しました。国内では、2023年2月に...
関連ニュース
2023年1月13日
IGESコンテンツ人気ランキング2022発表
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES:アイジェス)は、1月13日(金)、昨年1年間に発信したIGESコンテンツのアクセス数やイベントの事前申込者数などをカテゴリー別に集計し、そのランキングを発表しました。ランキング上位のコンテンツには、昨今の注目テーマや今後のトレンドを議論したものも多く含まれています。昨年の環境問題を取り巻く動向の振り返りや2023年を展望する上での参考として、IGESのコンテンツをより多くの方に改めて活用していただければ幸いです。 今回発表したのは、...
2022年12月14日
日本の資本市場の気候資金動員へ向け、 地球環境戦略研究機関とClimate Bonds Initiativeが覚書締結
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)およびClimate Bonds Initiative(CBI、日本語仮訳:気候変動債権イニシアチブ)は、日本のグリーンボンドや気候変動関連テーマ債市場の強化を通じて、同国の2030年アジェンダならびにパリ協定の目標達成に貢献すべく、覚書を締結したことを本日発表いたします。両機関の間で合意された主な活動内容は以下の通りです。日本における公的機関ならびに民間セクターのキャパシティ強化に寄与するための取り組み(グリーンおよび脱炭素経済への移行に係る成長計画
2022年10月25日
第14回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2022】 「気候変動と生物多様性のシナジーを強化する: 科学から政策、そして行動へ」開催
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、第14回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP(アイサップ)2022】の全体会合を2022年11月28日(月)にパシフィコ横浜で対面とオンラインのハイブリッドで、テーマ別会合を11月29日(火)~12月5日(月)にオンラインで開催します。ISAPは、アジア太平洋の持続可能な開発に関する多様な議論を行うことを目的としたフォーラムで、毎年日本で開催しています。 ISAP2022では、全体テーマを「気候変動と生物多様性のシナジーを強化する...