関連出版物
関連イベント
科学から政策へ、観測から行動へ -環境研究総合推進費S-22「気候変動緩和に向けた温室効果ガスと大気質関連物質の監視に関する総合的研究」について-
極端気象などの気候変動影響が深刻化する中、二酸化炭素(CO2)に代表される温室効果ガス(GHG)排出の大幅削減、そして人為排出を正味でゼロとする脱炭素社会の実現は喫緊の課題となっています。しかし、パリ協定をはじめとする対策が進められているにもかかわらず、大気中のGHG濃度は低下する兆候を見せていません。近年の分析により、各国が排出しているGHG量の報告値には不確実性が依然として大きいことが指摘され...
気候安全保障ワークショップ
気候安全保障リスクに関する研修会
2024年12月4日~6日、IGESはドイツのシンクタンクadelphiと協力し、IGES葉山本部において、気候関連の安全保障リスクに焦点を当てた研修会を開催しました。本イベントは、外務省・外交・安全保障調査研究事業費補助金に基づくIGESの研究事業「アジア太平洋の気候安全保障事業」並びにadelphiの「気候外交と安全保障(Climate Diplomacy and Security)」プログラムの一環であり、特に日本とアジア太平洋地域に焦点を当てて行われました。 本イベントは...
COP29 Japan Pavilion サイドイベント
「国連環境総会(UNEA)シナジー決議」をCOP29で進展させる
昨年のG7広島サミットで、leveraging synergiesにコミットしたことを受けて、本年3月のUNEA6でシナジー決議が採択され、4月のG7トリノ気候・エネルギー・環境大臣会合のコミュニケに記載、5月のOECD閣僚声明で言及されました。 UNEA決議で規定された、加盟国が環境条約の義務の履行の際にシナジーを拡大すること、シナジーの理解を深めるために優良事例を収集・共有するために、今年7月のHLPFではUN-DESAと共催でランチレセプションを開催し、シナジー事例を共有しました。...
関連ニュース
2024年5月23日
第16回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2024】 「地球のトリプル・クライシスを乗り越えるために必要な統合的アプローチとは」開催
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、第16回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP(アイサップ)2024】全体会合を2024年7月23日(火)にパシフィコ横浜で対面とオンラインのハイブリッドで開催します。また、テーマ別会合を2024年7月~11月の期間にオンラインで開催します。 ISAPは、国際的に活躍する専門家や政府・国際機関・企業・NGO関係者等が集い、持続可能な開発についてアジア太平洋の視点から議論を行うフォーラムです。ISAP2024では、全体テーマ...
2024年7月30日
書籍『持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ』出版
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、2024年7月30日に書籍『持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ』(武内和彦・高橋康夫 監修/IGES 編)を丸善出版より出版します。 世界は今、深刻化する気候変動や生物多様性の損失といった地球規模の諸課題に直面しています。それらの問題には多様な主体が関わっており、問題が生じる要因とその影響は相互に密接に関連しています。こうした中、IGESでは、環境・社会・経済の諸課題を俯瞰し、科学と政策を結び付け、包摂的に課題解決を図る「統合的アプローチ...
2023年12月15日
IGESと八戸市、気候変動への対応と持続可能な開発目標の達成に向け協力協定(MOU)を締結
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と青森県八戸市は、気候変動への対応と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、「八戸市と公益財団法人地球環境戦略研究機関との連携協力に関する基本協定書」(MOU)(以下、本協定)を取り交わしました。 本協定では、以下のことが定められました。 八戸市は、IGESとその連携機関に対し、気候変動対策が健康をはじめとした人々のウェルビーイングにもたらす有益な効果に関するデータを提供する。 IGESは、どのような政策がそれらの効果を最大化できるのか、分析を行う...
関連プロジェクト
Updated: 2024年12月
「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナー
IGESでは、国際社会で注目を集める環境・持続可能性に関する主要報告書について、日本語翻訳版や日本語による解説ハンドブックをタイムリーに作成し、特集ウェブページ「IGES日本語で読むシリーズ ー 世界の環境関連の重要文書を日本語でチェック!」で紹介しています。
本ウェビナーでは、この「IGES日本語で読むシリーズ」から、特に国内のニーズが高い報告書について、翻訳に関わった研究員による簡潔な解説、監訳者や他の研究員との対話、視聴者との質疑応答の3部構成を基本とし、毎回30分~60分程度で実施する
本ウェビナーでは、この「IGES日本語で読むシリーズ」から、特に国内のニーズが高い報告書について、翻訳に関わった研究員による簡潔な解説、監訳者や他の研究員との対話、視聴者との質疑応答の3部構成を基本とし、毎回30分~60分程度で実施する
Updated: 2024年11月
IGES日本語で読むシリーズ 世界の環境関連の重要文書を日本語でチェック!
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書をはじめ、世界には様々な環境関連文書があります。IGESでは、その中でも特に重要なものやIGESの研究員が執筆に関わったものなどを中心に日本語翻訳版や日本語による解説ハンドブックを作成しています。このページでは、これまでに発表した日本語翻訳版やハンドブック等を紹介しています。
Updated: 2024年11月
国連未来サミット 2024 特集
9月22日〜23日、ニューヨークの国連本部で国連未来サミットが開催されました。サミットの目的は、グローバル・ガバナンスを強化し、国際的に合意された目標、特に持続可能な開発目標(SDGs)の実施を加速させることです。サミットが開催される背景には、近年の紛争やパンデミック、気候変動などの地球規模の危機に、国際システムが効果的に対応できていないという懸念の高まりがあります。このような懸念に対処するため、サミットでは、多国間システムをいかに強化し、人々や国を超えた連帯感を醸成するかに焦点が当てられました...