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パリ協定と持続可能な開発のための2030アジェンダのシナジーを促進する行動:アジア太平洋地域における都市間連携の強化
現在、アジア太平洋地域の大半の国は、パリ協定とSDGsの両方において目標達成に向けた軌道から外れています。2022年版の国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の報告書によると、同地域がSDGsを達成するのは2065年と予想されるなど、大幅な遅れをとっています。気候変動とSDGsは相互に深く関連しており、2つの国際目標を達成するには、取り組みの相乗効果(シナジー)を最大化させることが不可欠であると考えられています。このような背景から、2022年7月に「第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に...
観測とシミュレーションで読み解く「温室効果ガス収支」ー"最良の科学"に向けてー
第8回NIES国際フォーラム :How has Asia-Pacific Integrated Model committed to decarbonization?
国立環境研究所では、国内外、特にアジアの研究機関と協力して、統合評価モデルであるAIM(アジア太平洋統合モデル)の開発と各国への適用を、30年近く実施してきました。その結果、インドネシアやタイでは長期戦略の策定においてAIMによる計算結果が活用されています。このほか、ベトナムに対しても2050年までにGHG排出量を実質ゼロにする分析結果の提供を行うなど、アジアのいくつかの国における気候政策に貢献しています。2021年に閣議決定された地球温暖化対策計画においても「アジア太平洋統合評価モデル(AIM...
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IGESコンテンツ人気ランキング2022発表
IGES/GISPRI共催~ 「COP27報告シンポジウム」開催
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)は、一般財団法人 地球産業文化研究所(GISPRI)と共催で2022年12月15日(木)、「COP27報告シンポジウム」をオンライン形式で開催します。本シンポジウムでは11月6日(日)から11月18日(金)にエジプト・シャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(UNFCCC COP27)、京都議定書第17回締約国会合(CMP17)、パリ協定第4回締約国会合(CMA4)を踏まえ、交渉にご参加予定の4省庁の方々より、それぞれの交...
第14回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2022】 「気候変動と生物多様性のシナジーを強化する: 科学から政策、そして行動へ」開催
関連プロジェクト
グローバル・ストックテイク(GST)
2021年11月に英国・グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、ついにパリ協定のルールブックが完成しました。「行動」の段階に入った2022年以降、各国は合意されたルールに則り、パリ協定の目標達成に向けてさらに野心的な行動を取ることが求められます。そこで注目されるのが、この目標の世界全体の進捗状況を評価する仕組み、「グローバル・ストックテイク(Global Stocktake: GST)」です。2021年11月から2023年11月にかけて実施される第1回GST...
IGES日本語で読むシリーズ 世界の環境関連の重要文書を日本語でチェック!
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書をはじめ、世界には様々な環境関連文書があります。IGESでは、その中でも特に重要なものやIGESの研究員が執筆に関わったものなどを中心に日本語翻訳版や日本語による解説ハンドブックを作成しています。このページでは、これまでに発表した日本語翻訳版やハンドブック等を紹介しています。
G7 特集 2023
G7、すなわちGroup of 7は、日本、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、フランスの7カ国に加えて欧州連合(EU)から構成され、首脳級のサミットのほかに、特定の分野に関する大臣会合を毎年開催しています。2023年のG7は日本が議長国を務め、5月19日~21日に広島でサミットが開催されるほか、気候・エネルギー・環境大臣会合をはじめとする14の大臣会合が日本各地でそれぞれ開催されます。日本は議長国としてG7の優先議題を設定し、議論を牽引するなど、リーダーシップを発揮することが期待され...