2月14日〜17日、エコノミスト・インパクトによるサステナビリティ・ウィーク・アジアが開催され、2月14日日本時間11時〜11時50分に高橋康夫IGES所長が「Asia’s path to an equitable and sustainable post-pandemic recovery」に登壇します。アルミダ・アリシャバナ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局長およびインドネシアのアイルランガ・ハルタルト経済担当調整大臣と共に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大がアジア太平洋地域へ及ぼした影響、パンデミック後の社会像、持続可能な復興を実現するための企業の役割などの様々なトピックについて考えます。
エコノミスト・インパクトは、イギリスの週刊新聞「エコノミスト」を発行するエコノミスト・グループ傘下の企業です。
詳細:サステナビリティ・ウィーク・アジア(英語のみ)
関連出版物
COVID-19’s wide-ranging social, environmental, and economic impacts has led to calls for policymakers to restore planetary health. The Institute for Global Environmental Strategies’ (IGES) COVID-19 position paper 3.0 aims to help policymakers translate support for a healthy planet into actionable recommendations and ambitious policy directions. A...
新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)は、地域における健康上の危機から、世界においてすべてを覆い尽くす世界的大流行(パンデミック)・経済災害へと大きく変化した。COVID-19の感染は急速に広がり、世界のほぼすべての地域の人々の日常生活が大きな影響を受けている。実際、2020年10月には、世界で5,000万人以上が公式にウイルス陽性と診断され、その結果150万人以上が死亡し、北半球が冬を迎え、屋内での時間が増えるにつれ、これらの数字は急速に増大しつある。このような事態は、地方から国、国際に至るあらゆるレベルの公的主体が、現状への対策および将来への復興プログラムに関して、分野と国境を越えて密接に調整し協力する必要性を明確にしている。
IGESでは、上記のような認識に基づき...
この数か月のうちに、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)は、地域における健康上の危機から、世界においてすべてを覆い尽くす世界的大流行(パンデミック)・経済災害へと大きく変化した。COVID-19の感染は急速に広がり、世界のほぼすべての地域の人々の日常生活が大きな影響を受けている。このことは、地方から国、国際的に至るあらゆるレベルの政府が、現状への対策および将来への復興プログラムについて、分野と国境を越えて調整し協力する必要性を明らかにしている。
グローバルな持続可能性の確保はIGESのミッションの中核である。このためIGESは、国境を越え、また個別課題を越えた視点で、現状への対応と将来への復興に資するよう取り組んでいくこととしている。本ポジションペーパーでは...