ストックホルム+50は、2022年6月2日~3日にスウェーデンのストックホルムで開催された世界環境デーに向けた国際環境会議です。各国の首脳級も集まるハイレベル会合として開催され、「行動の10年」を軸に、持続可能でグリーンな経済、より多くの雇用、そして誰一人取り残さない、すべての人のための健全な地球への変革を加速することを提言しました。









- 1) 健全な地球と万人の繁栄を実現するための緊急な行動の必要性
- 2) COVID-19パンデミックからの持続可能かつ包括的な回復の達成
- 3) 「行動の10年」の文脈における「持続可能な開発」環境的側面の実施の加速





関連イベント
ストックホルム+50が残したもの:地球環境の世代間衡平の実現に向けて
Implementing Integrated Solutions to Planetary Challenges: Reflections and Perspectives on Integration in the Post-Stockholm+50 Era
関連出版物
2022年6月2日~3日にスウェーデン・ストックホルムで開催された国連会議「ストックホルム+50:すべての人が繁栄する健全な地球-私たちの責任と機会」に向けて、Stockholm Environment Institute(SEI)及びCouncil on Energy, Environment and Water(CEEW)が共同で発表した報告書(政策決定者向けサマリー)の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。SEI、CEEWならびに複数のパートナー機関、そして持続可能な開発に関する専門家から構成される国際諮問委員会の議論をもとに、持続可能な未来に向けて、人類と地球が直面している危機に対して今すぐに行動を起こす必要性を改めて強調し、科学的根拠に基づく具体的な政策提言を行っている。...
環境問題がグローバルな議題の最前線に位置付けられる転機となった国連人間環境会議から50年を記念して、持続可能な開発のための行動加速をテーマに掲げたハイレベル会議「ストックホルム+50」が2022年6月2日~3日にスウェーデン・ストックホルムで開催される。「ストックホルム+50」に先立ち、多くのステークホルダーに発言と関与の機会を与え、持続可能な開発目標(SDGs)実施の加速に求められる取り組みや行動をボトムアップでマッピングするために、地域ごとのマルチステークホルダー会議が実施された。本レポートは、2022年4月4日~5日に開催された「ストックホルム+50に向けたアジア太平洋地域マルチステークホルダー会議」のサマリー日本語翻訳版(仮訳)である。世代間対話、衡平性、COVID...
持続可能な開発目標(SDGs)が定めた2030年という期限を前に、世界はすでに「決定的な10年」とも言うべき期間に突入している。これは、持続可能な未来の実現に向けた残り時間がなくなりつつあることを示している。2022年のハイレベル政治フォーラム(HLPF)、アジア太平洋持続可能な開発フォーラム(APFSD)および関連フォーラムでは、SDGsの5つの目標(SDG 4、5、14、15、17)についての詳細な検討が予定されている。「すべての人の持続可能な未来を実現するためのプラネタリー・バウンダリーを超えない暮らし」を実現するために、これらの目標の達成に向けて、IGES、政策立案者、企業、市民社会、その他の関係者が取るべき方策を、キーメッセージとして示す。
財団法人地球環境戦略研究機関(IGES、神奈川県葉山町 理事長 浜中裕徳)は、2012年6月にブラジル・リオデジャネイロで開催される国連持続可能な開発会議(UNCSD)(以下、リオ+20)に先立ち、2011年11月1日付で国連経済社会局(UNDESA:リオ+20事務局)に「リオ+20に向けた IGESプロポーザル」を提出しました。本プロポーザルは、同局がとりまとめる「リオ+20成果文書のための統合文書」に掲載される予定です。
本プロポーザルでは、東日本大震災及びそれに伴う福島原発事故を重要な教訓として踏まえ、 環境・経済・社会の“レジリエンス(しなやかな強さ、対応力)”の強化が持続可能な開発の実現に向けた重要かつグローバルな課題であると指摘します。
その上で、リオ+20のテーマとなる...