E-newsletter (日本語版) | 2024年11月6日発行

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2024年11月6日発行

「UNFCCC COP29」特集ページ:強化された透明性枠組の実施に向けた隔年透明性報告書を解説
お知らせ
「UNFCCC COP29」特集ページ:強化された透明性枠組の実施に向けた隔年透明性報告書を解説
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第29回締約国会議(COP29)が11月11日~22日にアゼルバイジャンのバクーで開催されます。本特集ページでは、COP29の注目ポイントの解説や、多様なテーマでIGESが実施するウェビナー・現地サイドイベント情報などを通じて、気候変動交渉の最新動向を紹介していきます。COP29では、年末が提出期限となっている隔年透明性報告書(BTR)がはじめて提出されることになっています。それを皮切りに、いよいよパリ協定の「強化された透明性枠組(ETF)」の実施が始まります。この度、このBTRとETFについてIGES研究員が解説した「研究者の視点」を公開しました。

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「G20」特集ページ:G20への政策提言を盛り込んだポリシーブリーフを発表
ブラジルが議長国を務める2024年のG20サミットが11月18日~19日にリオデジャネイロで開催されます。本特集ページでは、気候、エネルギー、環境、持続可能性に関する主要な動向や注目ポイントの解説、関連するIGES出版物などを紹介していきます。IGESは、G20への提言を行うシンクタンクのエンゲージメントグループであるT20を通じてポリシーブリーフ(政策提言文書)を執筆しています。これらの解説をまとめた「研究者の視点」を公開しました。

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「1.5℃ロードマップ」特設サイトに企業事例・インタビュー記事を公開
IGESが作成した企業の脱炭素を支援するロードマップ「1.5℃ロードマップ-脱炭素でチャンスをつかむ。未来をつくる。」を紹介する特設サイトに、先進的な企業の取り組み事例と、企業担当者へのインタビュー記事を公開しました。どのような将来像を目指して現在の取り組みが行われているのか、中長期的な目線で脱炭素に取り組む企業の最新事例を紹介しています。

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ジム・スキーIPCC議長がIGESを来訪、研究員との意見交換を実施
10月22日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長を務める、ジム・スキー インペリアル・カレッジ・ロンドン教授がIGESの葉山本部を訪問され、IGES研究員と意見交換を行いました。 IGESでは、1999年よりIPCCインベントリタスクフォース技術支援ユニット(TSU)をホストしているほか、今年KYOTO地球環境の殿堂入りをした甲斐沼美紀子研究顧問をはじめ、多くの研究員がIPCCの様々なレポート執筆に関わってきています。今回のスキー教授の訪問は、こうした長年にわたるIGESとIPCCとの関係によって実現したものです。スキー教授からは「IGESとは長年にわたり多くの研究員と交流してきたが、改めてその活動が非常に多岐にわたることを知ることができて意義深い日となった。これからも国際社会でIGESはその重要性を増していくと確信している」と評価いただきました。

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ヨハン・ロックストロームポツダム気候影響研究所所長がIGESを来訪、特別講演を実施
10月9日、地球の持続可能性に関する世界的に著名な科学者であり、プラネタリーバウンダリーに関する研究の第一人者であるヨハン・ロックストローム博士(ポツダム気候影響研究所所長)がIGES東京サステイナビリティフォーラムを訪問し、IGES職員と関係者に向けて特別講演を行いました。講演でロックストローム博士は、プラネタリーバウンダリーに関する最新の科学的知見をもとに、今後の人類の未来を大きく左右する2020年から2030年の「決定的な10年」の半分がすでに過ぎた現在の状況に改めて警鐘を鳴らし、新たに立ち上げた地球の定期健康診断「Planetary Health Check 2024」の活動などを紹介しました。

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これからのイベント
気候変動ウェビナー「COP29直前ウェビナーシリーズ」(11月7日、11月8日)
COP29に先立ち、主要テーマをIGES研究員が詳しく解説する「COP29直前ウェビナーシリーズ」全5回を順次開催しています。これまで、第1回「資金」、第2回「パリ協定6条実施に向けた取り組み」、第3回「強化された透明性枠組(ETF)と隔年透明性報告書(BTR)」を実施しました。11月は第4回「適応・損失と損害」、第5回「グローバル・ストックテイク(GST)と国が決定する貢献(NDC) - 米国大統領選挙結果を踏まえて」を実施します。

11月7日 第4回「適応・損失と損害 COP29でのポイント」

11月8日 第5回「進捗評価から目標設定へ:GSTの成果を踏まえたNDC策定への期待-米国大統領選挙の結果を踏まえて」

第1回~3回の資料・録画はこちら

COP29 Japan Pavilion サイドイベント
IGESは、COP29期間中、パートナー機関と各種サイドイベントを現地Japan Pavilionにて開催します。オンライン同時配信のサイドイベントも多くありますので、是非ご参加下さい。

オンライン同時配信のIGESサイドイベント

11月13日 「クリーン・シティ・パートナーシップ・プログラムセミナー -気候変動、汚染、生物多様性の損失を含む都市課題の解決に向けて-」

11月18日 「ネット・ゼロとNDC - アジアにおける科学に基づく気候政策立案とその実施」

11月18日 「建築物の脱炭素化に向けた日本の取組と貢献」

Japan PavilionでのIGESサイドイベント、IGES研究員登壇イベントの情報は「UNFCCC COP29特集ページ」にて随時更新しています。

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「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナー:「2024年森林宣言評価報告書:政策決定者向け要約」(11月22日)
IGESでは、日本における国際的な情報の共有を促進し、情報収集に役立てていただくため、重要な環境関連文書を翻訳しています。この活動の一環として、「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは、できる限り専門用語を使わずにわかりやすく、コンパクトに翻訳文書の内容をお届けしています。第6回となる今回は、「2024年森林宣言評価報告書:政策決定者向け要約」を取り上げます。本報告書は、森林と土地利用に関するグラスゴー首脳宣言(UNFCCC COP26)の「2030年までに森林減少・劣化を食い止め、回復させる」という目標の達成度を評価した結果を、国際的なシンクタンク・NGOのネットワークである「森林宣言アセスメントパートナーズ」がまとめたものです。ウェビナーでは翻訳に携わった研究員による報告書の解説に加えて、森林保全に関する国際的な動向についても触れる予定です。

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ISAP2024「地球のトリプル・クライシスを乗り越えるために必要な統合的アプローチとは」テーマ別会合(11月27日)
IGESは、第16回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2024)の全体会合とパラレルセッションを7月23日に開催しました。「地球のトリプル・クライシスを乗り越えるために必要な統合的アプローチとは」をメインテーマに掲げるISAP2024では、個別テーマの具体的な課題を掘り下げて議論するテーマ別会合を順次開催しています。

テーマ別会合3 11月27日 16:00 - 17:30
「アジアにおけるネット・ゼロの実現に向けて~気候変動緩和策の実装化に向けた支援の方法論~」


テーマ別会合の詳細はISAP2024特設ページからご確認ください。

ISAP2024詳細・参加申込はこちら

気候変動ウェビナー「COP29速報セミナー」(12月6日)
本ウェビナーでは、COP29の総評に加えCOP29直前ウェビナーで取り上げた「資金」、「パリ協定6条実施に向けた取り組み」、「ETFとBTR」、「適応・損失と損害」、「GSTとNDC」の5つのトピックについて、COP29に現地で参加した、各分野を専門とするIGES研究員が報告します。

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IGES/GISPRI 共催「COP29報告シンポジウム」(12月13日)
地球産業文化研究所(GISPRI)と共催する本シンポジウムでは、COP29、京都議定書第19回締約国会合(CMP19)、パリ協定第6回締約国会合(CMA6)を踏まえ、交渉に参加予定の4省の方々より、それぞれの交渉の過程を含めた結果や具体的なこれからの国内外の対応の展望等について発表いただきます。

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過去のイベント(発表資料・動画等公開中)
ISAP2024テーマ別会合2「ASEANにおける緩和と適応のシナジー向上のための国家長期ロードマップの共創」
東南アジア諸国連合(ASEAN)は、ネット・ゼロでレジリエントな社会への移行に向けた気候行動ロードマップ「ASEAN気候変動戦略行動計画2025-2030(ACCSAP)」の策定を進めています。11月1日に開催した本会合では、IGESが参画するACCSAPに関する国際研究プロジェクトの予備的な結果を共有し、産業界や若者を含む多様なステークホルダーから得た意見を踏まえながら、ASEAN、そしてアジア諸国における緩和策・適応策の統合的移行に向けた提言を行いました。動画・資料は11月8日公開予定です。

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気候変動ウェビナー「COP29直前ウェビナーシリーズ」第1回~第3回
COP29の主要テーマをIGES研究員が解説する「COP29直前ウェビナーシリーズ」全5回のうち3回を、以下の通り開催しました。

10月15日 第1回「ポスト2025年の新たな気候資金目標に合意できるか」

10月22日 第2回「パリ協定6条実施に向けた取り組みと炭素市場の今」

10月29日 第3回「強化された透明性枠組(ETF)と隔年透明性報告書(BTR)解説」

ハイブリッドイベント「Breaking the Plastic Habit in Asia(第2フェーズ):使い捨てプラスチック廃棄物削減のための行動科学の活用拡大」
IGESと東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)海洋プラスチックごみに関する地域ナレッジセンター(RKC-MPD)は、行動科学の知見を活用して使い捨てプラスチックの使用・廃棄削減を図る「Breaking the Plastic Habit in Asia(アジアにおけるプラスチック習慣を断つ)」プロジェクト第2フェーズを開始しました。10月18日に開催した本イベントでは、第2フェーズに参画する6つのASEANパートナーとともに、これまでの取り組み事例を共有したほか、行動科学を活用する上での課題や各ステークホルダーの役割等について議論を行いました。

詳細はこちら(英語のみ)

ウェビナー「CBD COP16への期待」
生物多様性条約(CBD)第16回締約国会議(COP16)を前に10月10日に開催した本ウェビナーでは、CBD COP16への期待とともに、「生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP)の各国の進捗」「計画・報告・モニタリング・レビューのメカニズム」「資金調達と能力開発の課題」「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の実施に必要な科学的・技術的要件」などの論点について議論を行い、タイムリーな情報提供を行いました。

詳細はこちら(英語のみ)

新刊出版物
ポリシーブリーフ
「Strengthening Engagement with Non-State Actors to Bridge the Climate Governance Gap」
Nanda Kumar JANARDHANAN; Antony Froggatt; Kentaro TAMURA; Cintya Feitosa; Lola Vallejo; Zou Ji; Meng Qi; Maria Netto Schneider

コメンタリー
「How Cities Can Steer the SDGs Back on Track」
Fernando ORTIZ-MOYA

ブックチャプター
「Adopting a Transboundary Risk Management Paradigm in a World of Multi-hazard Risks」(All-Hazards Approach Towards Resilience Building)
Sivapuram Ventaka Rama Krishna PRABHAKAR

プロシーディングス
「Summary Report for Mutual Learning Program for Enhanced Transparency (MLP) in 2024: Reporting of Mitigation Actions in the Agriculture Sector under Art.13」

翻訳
国際資源パネル(IRP)共同議長意見書「エネルギー移行の実現に向けて:物質・エネルギーのニーズ軽減と持続可能な鉱業セクターの構築―移行物質管理への示唆」

査読付論文
「Three Foci at the Science-policy Interface for Systemic Sustainable Development Goal Acceleration」(Nature Communications)
Prajal Pradhan; Nina Weitz; Vassilis Daioglou; Gabriel Abrahao; Cameron Allen; Geanderson Ambrosio; Frederike Arp; Furqan Asif; Therese Bennich; Tim Benton; Frank Biermann; Min Cao; Henrik Carlsen; Fang Chen; Min Chen; Michiel Daams; Jonathan Dawes; Shobhakar Dhakal; Elisabeth Gilmore; Luis Javier Miguel Gonzalez; Klaus Hubacek; Yuanchao Hu; Wander Jager; Samir KC; Norman Kearney; Utkarsh Ashok Khot; Teun Kluck; Shridhar Kulkarni; Julia Leininger; Chaohui Li; Jing Li; Hermann Lotze-Campen; Gonzalo Parrado-Hernando; Matteo Pedercini; Ram Kumar Phuyal; Christina Prell; Arpan Rijal; Vanessa Schweizer; FransJ Sijtsma; Bjoern Soergel; Nathalie Spittler; Detlef van Vuuren; Anne Warchold; Eartha Weber; Birka Wicke; Oscar Widerberg; Rienne Wilts; Christopher Wingens; Chaoyang Wu; Qiang Xing; Jin Yan; Zifeng Yuan; Xin ZHOU; Caroline Zimm

「Potential Threat of Microplastic Pollution on Coastal-Marine Ecosystem- An Emerging Economic Setback and Question to Blue Economy?」(Earth Systems and Environment)
Uttiya Dey; Sudeshna Chell; Mijanur Mondal; Kousik Das; Deep Raj; Ghanshyam Pandey; Gowhar Meraj; Pankaj KUMAR; Mansour Almazroui; Swati Verma

「多国間プロセスにおける脱炭素と循環経済の関連性についての考察と展望-国際文書の事例分析をもとに-」(環境経済・政策研究)
粟生木 千佳; 有野 洋輔; 梅宮 知佐; 山ノ下 麻木乃; アソカン ビベク アナンド; 矢笠 嵐

「Exploring the Factors Shaping Urban Greenspace Interactions: A Case Study of Nagpur, India」(Land)
Shruti LAHOTI; Shalini Dhyani; Osamu SAITO

「Spatial and Seasonal Variation and the Driving Mechanism of the Thermal Effects of Urban Park Green Spaces in Zhengzhou, China」(Land)
Yuan Feng; Kaihua Zhang; Ang Li; Yangyang Zhang; Kun Wang; Nan Guo; Hoyi Wan; Xiaoyang TAN; Nalin Dong; Xin Xu; Ruizhen He; Bing Wang; Long Fan; Shidong Ge; Peihao Song

メディア掲載
松尾雄介プログラムディレクター(ビジネスタスクフォース)のインタビューがPRESIDENT 10/18号「脱炭素経営特集」に掲載されました。

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