パリ協定は、全ての締約国に対して、低排出型の発展のための長期戦略を策定し通報するよう努力すべきとしています。また、昨年のCOP28でのグローバル・ストックテイクの成果文書は、GHGの大幅で速やか、且つ持続的な削減が必要であるとし、全ての締約国に対して、世界全体の努力への貢献を求めると共に、次期NDCを1.5℃目標と整合するよう奨励しています。こうした中、日本は各国と協働し、政策オプションを評価して削減シナリオを提示する「アジア太平洋統合モデル」(AIM)を活用し、各国の長期戦略の策定やNDCの更新に貢献するとともに、都市でのより野心的な計画作りに取り組んできました。また、日本はその実施と科学的な能力構築も支援してきています。
本セミナーでは、アジアの複数国の政策担当者や実務者から、各国での科学に基づく長期戦略の策定やNDC更新の状況を共有します。また、開発援助機関による長期戦略やNDCの実装、それを可能にする能力強化の進展状況を紹介し、ネット・ゼロアジアの実現に向けた協力のあり方について議論します。
イベントの詳細
日時
2024年11月18日(月)10:00-11:15(アゼルバイジャン時間) / 15:00-16:15(日本時間)
会場
COP29 ジャパン・パビリオン(オンライン同時配信あり)
共催
使用言語
英語
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コンタクト
発表資料
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日時
2024年11月18日(月)10:00-11:15(アゼルバイジャン時間) / 15:00-16:15(日本時間)
会場
COP29 ジャパン・パビリオン(オンライン同時配信あり)
共催
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英語
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発表資料
開会挨拶 | 松澤 裕 環境省 地球環境審議官 | ||
概要説明 | 行木 美弥 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官 | ||
科学的目標設定におけるAIMへの期待(バングラデシュの例) ファリナ アーメド バングラデシュ環境森林気候変動省(MOEFCC)事務次官 | |||
科学的目標設定におけるAIMへの期待(ラオスの例) プーヴォン ルアンセイサナ ラオス天然資源環境省(MONRE)副大臣 | |||
科学的目標設定におけるAIMへの期待(フィリピンの例) TBC フィリピン気候変動委員会(CCC) | |||
タイの長期戦略・NDC TBC タイ気候変動環境局(DCCE) | |||
JICAによるNDC実施支援からの教訓 福田 幸司 JICA(国際協力機構)ベトナム パリ協定に係る「自国が決定する貢献(NDC)」実施支援プロジェクト(SPI-NDC)総括/長期専門家 | |||
科学から行動へーマレーシア都市の挑戦 ホー チン ション マレーシア工科大学(UTM) 教授/UTM低炭素アジア研究センター(UTM-LCARC) センター長 | |||
ネット・ゼロに向けたバンコク都の取組 ウォラヌッチ スアイカカオ バンコク首都圏庁(BMA)環境局副局長 | |||
ベトナムにおけるNDCの大気汚染削減効果の評価 ホー クオック バン ベトナム国家大学 ホーチミン市校(VNU-HCM) 教授/環境資源研究所 所長 | |||
閉会挨拶 | 碓井 祐吉 国際協力機構(JICA)地球環境部 環境・気候変動対策グループ第一チーム 課長 |