IGESでは、日本における国際的な情報の共有を促進し、政策決定や企業の経営方針の基盤となる情報収集に役立てていただくため、重要な環境関連文書を翻訳しています。この活動の一環として、「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは、できる限り専門用語を使わずにわかりやすく、コンパクトに翻訳文書の内容をお届けしています。
第6回のウェビナーでは、「2024年森林宣言評価報告書:政策決定者向け要約」を取り上げます。本報告書は、森林と土地利用に関するグラスゴー首脳宣言(UNFCCC COP26)の「2030年までに森林減少・劣化を食い止め、回復させる」という目標の達成度を評価した結果を、国際的なシンクタンク・NGOのネットワークである「森林宣言アセスメントパートナーズ」がまとめたものです。結果に基づく提言には持続可能な開発との関わり、森林資金拡大の必要性、森林ガバナンスへの示唆なども含まれており、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブに不可欠な世界の森林保全の重要な側面について知見が得られます。ウェビナーでは翻訳に携わった研究員による報告書の解説に加えて、森林保全に関する国際的な動向についても触れる予定です。
イベントの詳細
日時
2024年11月22日(金)12:15~13:00
会場
オンライン
使用言語
日本語
コンタクト
発表資料
司会進行: | 山ノ下 麻木乃 IGES 生物多様性と森林領域 ジョイント・プログラムディレクター | PDF (776KB) | |
12:15-12:40 | 報告書の内容説明 藤崎 泰治 IGES 生物多様性と森林領域 主任研究員 | PDF (3.2MB) | |
12:40-12:50 | ディスカッション | 森林保全の国際的な動向 | |
12:50-13:00 | 質疑応答 |