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その他アーティクル
隔月刊 地球温暖化所収
著者:
2025年9月25日、習近平国家主席は国連気候野心サミットにおいて、2035年に向けたNDC目標として、風力・太陽光発電設備容量を36億kW以上に拡大し、非化石エネルギー比率を30%以上に引き上げるという野心的な目標を宣言した。この目標は、単なる数値目標ではなく、中国がクリーンエネルギー転換において世界をリードする決意を示すものだ。
プレゼンテーション
日本環境教育学会 第 36 回年次大会(北海道)
近年、気候変動の深刻化に伴い、それを要因とする人の移動が世界各地で発生している。世界銀行の Groundswell 報告書(2021)によれば、2050 年までに 2 億 1600 万人が国内移住を余儀なくされる懸念が指摘されており、東アジア・太平洋地域では 4900 万人の国内避難民が発生する可能性があるとされる。しかし、気候変動のみが移動の直接的な要因ではなく、経済や教育といった複合的な要因が絡み合うため、その実態は把握が困難であり、国際的な難民・移民政策のギャップを生んでいる。本研究は、気候変動の影響を受けやすい太平洋島嶼国から、地理的に近接するオーストラリアとニュージーランドへの人の移動に焦点を当てる。これらの国は歴史的に労働力として太平洋島嶼国の人々を受け入れてきたが...
他機関出版物の翻訳
著者:
United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (UNESCAP)
国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)が発表した「Asia and the Pacific SDG Progress Report 2025: Engaging Communities to Close the Evidence Gap」の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。アジア太平洋地域における17項目の持続可能な開発目標(SDGs)及び169のターゲット達成に向けた取り組みの進捗を分析している。今年の報告書では、地域の進捗を示す一方で、気候変動、自然災害、重大なデータギャップ等、周縁化されたコミュニティを置き去りにする可能性のある根強い課題も浮き彫りにしている。そして、コミュニティレベルで実践されている革新的なパートナーシップの事例を紹介しながら...
プレゼンテーション
2025年大気環境学会公開シンポジウム:気候変動と大気汚染_2050 年までの都市政策
著者:
ウェルカムプロジェクトは、G7都市を対象に気候変動対策と住民の健康増進を統合する国際共同研究である。最大の意義は、脱炭素化を大気質改善や熱中症予防といった「地域的な便益(コベネフィット)」に変換し、政策の根拠を強化する点にある。 活動は「知見共有」「エビデンス明示」「ツール開発」を軸とし、八戸市の営農型太陽光発電や新潟市のEV推進がもたらす多角的な利点を可視化し、環境対策が福祉や経済に資することを証明した。これは市民の理解と支持を広げる重要な役割を果たす。開発中のウェブツールは部局間の合意形成を支援し、気候変動対策を市民の幸福向上への好機と捉える新たな都市づくりの指針として期待される。
その他アーティクル
隔月刊 地球温暖化所収
著者:
025年7月19日、中国は雅魯藏布江(ヤルツァンポ川)下流における超大型水力発電プロジェクトの事業主体となる「中国雅江集団有限公司」を正式に設立した。国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)管轄下の中央企業として第22位に登録されたこの新会社は、中国のエネルギー安全保障と気候変動対策における野心的な取り組みの象徴といえる。本プロジェクトは、第14次5カ年計画(2021-2025年)に明記された国家重点事業として位置づけられている。構想段階ではあるが、その規模は前例のないものだ。総投資額は1兆元を超えると推測され、これは三峡ダムの約5倍に相当する。発電能力は最大6,000万kW(60GW)、年間発電量3,000億kWhのポテンシャルを持つとされ、実現すれば三峡ダムの3倍の規模となる。
プロシーディングス
日本ESD学会第8回大会
2015 年の SDGs 採択から 10 年が経過し,学習指導要領に「持続可能な社会の創り手」という理念が掲げられて久しい。しかし,日本の ESD の教育実践に関する成果検証は,ユネスコスクールによる活動調査や単独の学校での検証,教員個人による経験的な言説を除き,量的なデータを用いた実施は少ないとの先行研究の指摘から大きな変化は見られない。本発表は,多様な主体の一つである研究機関が,ESD の更なる推進にどのように貢献できるかを希求するものである。その一環として,筆者らは地方 ESD センターや学校とのネットワーク構築の経験から,学校管理職・教職員を対象としたアンケート・インタビュー調査を実施した。本発表では,その結果に基づき,ESD 実施における学校教育現場の現状と課題...
キーワード:
その他アーティクル
隔月刊 地球温暖化所収
著者:
2025年初頭、中国発AIモデル「DeepSeek」がGPT-4並みの性能を1/10のコストで実現、世界を驚かせた。2017年の「次世代人工智能発展規画」から始まった中国のAI戦略は、2024年の「AI+」政策へと進化し、AI核心産業規模は目標の8兆円を超え12兆円 達した。気候変動対策分野では、仮想発電所や鉄鋼・セメント業でのAI活用により大幅な省エネ・CO2削減を実現。今後は「AI自体のグリーン化」と「AIによる社会のグ ーン化」の二軸で、経済成長と脱炭素の両立に挑む。
他機関出版物の翻訳
著者:
United Nations
国連が2023年9月に発表した「Global Sustainable Development Report 2023 “Times of Crisis, Times of Change: Science for Accelerating Transformations to Sustainable Development”」の日本語翻訳版(暫定仮訳版)。国連事務総長が任命する独立した専門家グループが、世界中のステークホルダーからのインプットをもとにSDGsの進捗を科学的に分析・評価し、持続可能な社会の実現に向けた課題と方策を示すものです。これまでに、2019年及び2023年の国連SDGサミットに合わせて発表されました。 今回の2023年版では...
その他アーティクル
隔月刊 地球温暖化所収
著者:
近年、中国は工業製品のライフサイクルにおける二酸化炭素排出量、つまり「カーボンフットプリントの戦略」づくりに本腰を入れている。これは国内の環境目標達成だけでなく、国際的な貿易ルールへの対応も睨んだ国家戦略であり、自動車産業のような急成長分野における動向が特に注目される。
イシューブリーフ
筆者らは環境研究総合推進費【課題番号1MF-2203】の助成を受けて「いかなるFURが変革をもたらし得るのか?」という問いのもと、特にガバナンスの役割に着目して理論的・実証的検討を行ってきた。本ペーパーは、これまでの研究で得られた知見を基に、日本におけるSDGsのFURについて、改善の方向性を提起することを目的としている。筆者らは、実施した調査分析と文献レビューに基づきFURの方法論を構築しており(Amanuma et al. 2025)、本ペーパーは、それを踏まえつつ特定した日本のFURにおける7つの主要課題と、具体的かつ実行可能な提言をまとめたものである。それらの提言は、2030年に向けた短期的な行動と、2030年以降の枠組みを見据えた中長期的な制度設計の両面を視野に入れて構成されている...
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