United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (UNESCAP)
国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)が発表した「Asia and the Pacific SDG Progress Report 2025: Engaging Communities to Close the Evidence Gap」の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。アジア太平洋地域における17項目の持続可能な開発目標(SDGs)及び169のターゲット達成に向けた取り組みの進捗を分析している。今年の報告書では、地域の進捗を示す一方で、気候変動、自然災害、重大なデータギャップ等、周縁化されたコミュニティを置き去りにする可能性のある根強い課題も浮き彫りにしている。そして、コミュニティレベルで実践されている革新的なパートナーシップの事例を紹介しながら...
国連が2023年9月に発表した「Global Sustainable Development Report 2023 “Times of Crisis, Times of Change: Science for Accelerating Transformations to Sustainable Development”」の日本語翻訳版(暫定仮訳版)。国連事務総長が任命する独立した専門家グループが、世界中のステークホルダーからのインプットをもとにSDGsの進捗を科学的に分析・評価し、持続可能な社会の実現に向けた課題と方策を示すものです。これまでに、2019年及び2023年の国連SDGサミットに合わせて発表されました。 今回の2023年版では...
筆者らは環境研究総合推進費【課題番号1MF-2203】の助成を受けて「いかなるFURが変革をもたらし得るのか?」という問いのもと、特にガバナンスの役割に着目して理論的・実証的検討を行ってきた。本ペーパーは、これまでの研究で得られた知見を基に、日本におけるSDGsのFURについて、改善の方向性を提起することを目的としている。筆者らは、実施した調査分析と文献レビューに基づきFURの方法論を構築しており(Amanuma et al. 2025)、本ペーパーは、それを踏まえつつ特定した日本のFURにおける7つの主要課題と、具体的かつ実行可能な提言をまとめたものである。それらの提言は、2030年に向けた短期的な行動と、2030年以降の枠組みを見据えた中長期的な制度設計の両面を視野に入れて構成されている...