グローバル・ストックテイク(GST)

IGES Activity On
Global Stocktake
GST
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2021年11月に英国・グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、ついにパリ協定のルールブックが完成しました。「行動」の段階に入った2022年以降、各国は合意されたルールに則り、パリ協定の目標達成に向けてさらに野心的な行動を取ることが求められます。そこで注目されるのが、この目標の世界全体の進捗状況を評価する仕組み、「グローバル・ストックテイク(Global Stocktake: GST)」です。2021年11月から2023年11月にかけて実施される第1回GSTは2023年までの世界の気候変動対策における重要な焦点の一つです。

本ページではGSTの内容をQ&Aを交えながら詳しく解説するとともに、最新の動向を発信していきます。

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新着情報

 

GSTを学ぶ

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グローバル・ストックテイク(GST)とは?

パリ協定第14条で定められているGSTは、パリ協定の目標達成に向けた世界全体での実施状況をレビューし、気候変動対策の進捗を評価する仕組みです。その成果は、各国の行動および支援を更新・強化するための情報や国際協力を促進するための情報を提供します。各国政府は、自国が定める貢献(Nationally Determined Contribution: NDC)として公約する削減目標を今後、更新、強化するにあたり、この成果を活用することが求められます。各国は5年ごとに...

 
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GSTのプロセス

GSTは「(1)情報収集・準備」、「(2)技術的評価」、「(3)成果物の検討」、の3つの要素から構成され、実施には約2年~2年半の期間を要します。第1回GSTは2021年11月(COP26)から開始され、2023年COP28で実施される「(3)成果物の検討」をもって終了します。

国際会議とGST

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行動につながる対話の在り方とは GSTと第56回補助機関会合(SB56)第1回技術的対話の報告

2022年6月にドイツ・ボンで開催された国連気候変動枠条約(UNFCCC)第56回補助機関会合(SB56)において、第1回グローバルストックテイク(GST)の初めての技術的対話が実施されました。「ステートメントの類ではなく、対話をすべき」、会合中にはこのような呼びかけが繰り返されました。パリ協定の下で実施される各国の行動・支援は、世界全体で見て長期目標の達成に足りているのか。足りない場合、対話を通じていかに各国の目標引き上げにつなげられるか。この重要な問いに...

 
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COP27に向けた準備始まる NDCのさらなる引き上げに向けてGSTには様々な主体の参画が必要

グローバル・ストックテイク(GST)が世界各国の交渉担当者が非公式に議論する日伯非公式会合で取り上げられました。GSTに関する論点として、多くの参加国から、GSTはパリ協定に基づく取り組みの実施を評価する重要なプロセスであり、本年のIPCC第6次評価報告書等の最新の科学的知見を反映しつつ、締約国の野心向上につながる成果を目指していくべきという意見が出されました。また、いくつかの参加国から、気候変動対策における非国家主体の取組の重要性に鑑み、GSTにおいても、...

関連プロジェクト

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更新: 2022年2月

Enhanced Transparency

Based on the Paris Agreement’s enhanced transparency framework (ETF), countries regularly provide information on their progress with national climate actions. IGES supports full implementation of the ETF by all countries, especially in Asia. This...
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更新: 2022年6月

UNFCCC COP26 特集

2021年10月31日から11月13日にかけて、イギリス・グラスゴーで国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開催されました。このページでは、IGES研究員によるCOP26に関する解説記事や、IGESが出版した関連出版物、COP26開催期間中のサイドイベントの情報などをご紹介します。

Associated Staff