昨年の12月12日に国連・英国・フランスが協力し、開催された気候野心サミットでは、2021年のすべての国際的な会議(G7・G20など)が 気候変動対策について議論するとアロック・シャルマCOP26議長より発表がありました。約束通り、2021年に入り、ほとんどの国際会議で気候変動が議論されています。
2021年は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が英国・グラスゴーで、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が中国で開催される予定であり、 気候変動と環境課題に関する国際的な取り組みを加速させる重要な一年となります。
6月11-13日に開催が予定されているG7サミットに向け、5月20日-21日に開催されたG7気候・環境大臣会合ではどのような議論がされたのでしょうか。
様々な国際課題が議論されるG7サミットにおいて、気候変動と環境課題がどのような位置づけとなっているのか、解説します。
本版はLondon School of Economics and Political Scienceが2021年5月10日に発表した「G7 leadership for sustainable, resilient and inclusive economic recovery and growth - summary report」の公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)による暫定非公式訳である。2021年6月11日から13日までコーンウォールのカービスベイで開催されるG7サミットは、21 世紀の成長と雇用の実現や、環境の持続可能性を確保するために、G7が「より良い復興」のために大胆な行動をとるユニークな機会を提供する。 本報告書の第1部では、世界が直面している課題と機会について、第2部では共有のビジョンと戦略について、第3部では行動のための優先事項がまとめられている。
イベントの詳細
オンライン
発表資料
G7気候・環境大臣会合の結果について
司会進行: 田村 堅太郎 気候変動とエネルギー領域 プログラムディレクター |
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14:00 - 14:30
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天沼 伸恵 |
サステナビリティ統合センター
リサーチマネージャー |
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高橋 健太郎 |
気候変動とエネルギー領域
副ディレクター |
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質疑応答
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PDF (384KB) |