環境省は、過去IIASAに対して拠出を行い、環境分野等に関する共同研究を行ってきました。今年は、IPCCが第7次評価サイクルを迎え、「都市に関する特別報告書」を作成、公表することが決まっています。
環境省では、国内における脱炭素先行都市、国際協力としての都市間連携事業など都市、需要側の取り組みを進めており、その先進的な取り組み事例・成果を適切にIPCCの科学的知見に反映することで、世界の都市分野の脱炭素化に貢献することが重要です。そのため、今年からIIASAと環境省との協力関係を生かして、都市に関する合同のプロジェクト(PJ)を立ち上げました。
本PJは、環境省とIIASAが事務局となり、双方から執筆者を選出して執筆者会議を行っています。また、PJのメンバーに、IPCC副議長、AR6/AR7 WG2の共同議長の参画も得て、IPCC AR7 都市に関する特別報告書へのインプットも視野に入れて取り組んでいきます。本サイドイベントでは本PJについてご紹介しました。
今年度の研究成果については、2024年2月に、東京のワークショップでとりまとめるとともに、一般公開のセミナーを開催する予定です。
イベントの詳細
日時
2023年12月1日, 10:30-11:45 (UAE) / 15:30-16:45 (JST)
会場
UNFCCC COP28 ジャパン・パビリオン
使用言語
英語
発表資料
プログラム
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開会挨拶 | |||
10:30-10:35(UAE)/15:30-15:35(JST) | 水谷 好洋 | 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官 | |
IPCC 「都市に関する特別報告書」について | |||
10:35-10:50(UAE)/15:35-15:50(JST) | Winston Chow | IPCC WG2共同議長 | PDF (3.6MB) |
IIASA-Japan 都市に関する合同プロジェクト(PJ) | |||
10:50-11:05(UAE)/15:50-16:05(JST) | Leila Niamir | IIASA エネルギー・気候・環境(ECE)プログラム 研究員 | PDF (1.0MB) |
パネルディスカッション モデレーター: 竹本和彦 海外環境協力センター(OECC)理事長 | |||
11:05-11:45(UAE)/16:05-16:45(JST) | 山形 与志樹 | 慶應義塾大学大学院慶應大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 | PDF (129KB) |
Eric Zusman | IGES リサーチリーダー | PDF (1.0MB) | |
Keywan Riahi | IIASA エネルギー・気候・環境(ECE)プログラム ディレクター | ||
Winston Chow | IPCC WG2共同議長 | ||
Leila Niamir | IIASA エネルギー・気候・環境(ECE)プログラム 研究員 |