E-newsletter (日本語版) | 2023年11月10日発行

E-newsletter (日本語版) | 2023年11月10日発行
 
IGESの研究活動報告やイベント情報をお届けします。 画像が表示されない場合は こちらからご覧下さい。
English
 
E-newsletter IGES
2023年11月10日発行

「質の高い炭素市場」の構築を目指して:「パリ協定6条実施パートナーシップセンター」運営開始
お知らせ
「パリ協定6条実施パートナーシップセンター」運営開始
IGESは、2023年G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合において各国の歓迎を受けて環境省が設立した「パリ協定6条実施パートナーシップセンター」(6条センター)の運営を開始しました。IGESが事務局を務める6条センターは、市場メカニズムを定めるパリ協定6条に基づく「質の高い炭素市場」の早期、かつ着実な構築に向けて、各国政府関係者および関係事業者などの体制整備や能力構築の促進を目的としています。

詳細はこちら

特集ページ「IGESと国際交渉:1.5℃目標への貢献」を公開
IGESは、国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC COP)を含む国際交渉の中で取り上げられる主要議題について動向・政策分析を行い、政策担当者、NGOそして民間部門等に向けて提言を発信しています。また、2015年のパリ協定採択以降は、6条実施や透明性強化に向けた能力構築プログラムの提供、UNFCCCへの意見提出、グローバル・ストックテイクの技術的対話における議事進行など、パリ協定の実施に向けた積極的な活動を展開しています。本特集ページでは、今回のCOP28の主要議題と関連するパリ協定条文を取り上げ、こうしたIGESの活動を踏まえながら、COP28での交渉と議論の論点を解説します。

詳細はこちら

特集ページ「気候安全保障」を公開
世界では持続可能な脱炭素社会への移行を目指して気候変動対策が進められていますが、再生可能エネルギーへの転換に必要となる資源調達がはらむ地政学的課題も指摘されています。気候変動のリスクの深刻化や脱炭素社会への転換は、適切に対応しなければ、社会の不安定化や分断、紛争を引き起こしかねません。こうした気候変動の側面に焦点を当てた領域として、「気候安全保障」が近年注目を集めています。本特集ページでは、気候安全保障に関連する研究成果と関連情報を発信していきます。国際動向の調査をはじめとして、エネルギー安全保障、食料安全保障、気候変動を一因とする人の移動、気候変動適応と人道・開発、海洋安全保障など、多岐にわたるテーマを掘り下げ、多様な観点から議論していきます。

詳細はこちら

第15回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2023】参加申込み受付中
IGESが年1回開催している国際フォーラム「ISAP」を、今年も12月19日(火)にパシフィコ横浜とオンラインのハイブリッドで開催します。午前中の全体会合1では、今年12月に国際応用システム分析研究所(IIASA)の所長に就任されることが決まったハンス・ヨアヒム・シェルンフーバー ポツダム気候影響研究所名誉所長による基調講演に続き、有識者をお招きして気候変動対策、生物多様性保全、循環経済構築、そしてSDGsの取り組みを進展させるための最優先課題と社会経済システムの変革について議論します。 そして、IGES各研究ユニットのリーダーたちが、変革において求められる政策・制度といった具体的な解決策について意見交換を行います。午後のパラレルセッションでは、日本における1.5℃目標達成に向けたロードマップ、分散型社会の実現に向けた統合的アプローチ「地域循環共生圏」、著しい経済成長を続けるインドにおける大気汚染の取り組み、11月末から始まるCOP28の結果速報など、幅広いテーマで最新の情報・研究成果を提供します。

ISAP詳細・参加申込

最新情報をお届けするISAPメールマガジン購読申込

これからのイベント
気候変動ウェビナー「COP28直前ウェビナーシリーズ」全5回を開催(11月10日~)(再掲)
IGESは、COP28に先立ち「COP28直前ウェビナーシリーズ」全5回を開催します。COP28の主要議題「グローバル・ストックテイク」、「6条ルール交渉の最新状況および実施に向けた取り組み」、「気候資金」、「適応・損失と損害」そして「緩和」をIGES研究員が詳しく解説します。またCOP28直後の12月19日には、ISAPのパラレルセッションにて「COP28速報セミナー」を開催します。

詳細はこちら

第3回 1.5℃ライフスタイルワークショップ in 北九州(12月23日~1月20日)
近年、気候変動をはじめとした地球環境問題の解決に向けて若い世代の声を社会に反映させようとする動きが広がる中、今後の地域社会の中心的な役割を担う福岡県在住の学生を対象に、私たちひとりひとりのライフスタイルの変容のきっかけをつくる実践型イベントを開催します。福岡県北九州市で3回目の開催となる今回は、「食べもの」をテーマに、対面ワークショップ、見学・体験ツアー、生活実験チャレンジを通じて、温室効果ガスの排出を減らす脱炭素型ライフスタイルを実現するための方法を考えます。

詳細はこちら

過去のイベント(動画等公開中)
IGES森林セミナー「森林カーボンクレジットの動向: 管轄(jurisdictional)REDD+とは何か?」
世界の持続可能性を実現する上で、森林減少を防止することは不可欠であり、森林カーボンクレジットへの関心が国内外で高まっています。しかし、プロジェクトレベルのREDD+カーボンクレジットの信頼性に対する懸念が、企業による投資に影響を及ぼしています。10月30日に開催した本セミナーでは、こうした問題の解決策のひとつとして国際的に注目されている管轄REDD+への移行を取り上げ、管轄REDD+クレジット発行プログラム「The REDD+ Environmental Excellence Standard (TREES)」について解説しました。

詳細はこちら

気候変動ウェビナー「気候変動の影響を安全保障の観点から捉えなおす、気候安全保障へのイントロダクション」
IGESでは、気候変動により複雑化する安全保障の現状のレビューを目的とする外務省総合事業「気候変動がもたらす安全保障環境の変容の分析とそれを踏まえた日本の外交・安全保障アプローチの検討」を実施しています。10月27日に開催した本ウェビナーでは、気候安全保障の背景や要点に注目し、本事業で取り組みを進めている課題について解説しました。

詳細はこちら

生物多様性に向けたSDGs国際フォーラム
2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(CBD COP15)において、生物多様性に関する新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。10月24日に開催した本フォーラムでは、こうしたネイチャーポジティブに向けた国内外の最新動向を紹介するとともに、兵庫県や佐渡市の先進的な取り組みの共有を通じて、地域におけるSDGsの実践(地域循環共生圏)について議論しました。また、地域間の連携による取り組みの展開や、生物多様性を含む地球規模課題の統合的な解決策について意見交換を行いました。

詳細はこちら

"High-Level Talks" セミナー「マレーシアと日本におけるゼロカーボンで気候レジリエントな都市の実現に向けて」
クアラルンプール市(KL市)の脱炭素都市実現に向けて、KL市・東京都・さいたま市の間で都市間連携が進められています(協力:IGES)。8月に開催したHigh-Level Talksに続き、10月19日に開催した本セミナーでは、各都市の最新の取り組みを共有したほか、今後の連携への期待や協力可能性について意見交換を行いました。具体的には、KL市およびマレーシアの主要都市市長等が各市の取り組みを報告し、東京都からは都市の脱炭素化とエネルギー安全保障を実現する統合的な取り組みが、さいたま市からは同市美園地区の「スマートホーム・コミュニティ」街区開発事業の進捗がそれぞれ共有されたほか、さいたま市の事業に参画する企業が先進的な事例として循環型の木材利用について発表を行いました。

詳細はこちら

新刊出版物
コメンタリー
「第1回グローバル・ストックテイク(GST)の統合報告書:企業等の非政府主体の行動から各国の削減目標(NDC)引き上げ狙えるか」
梅宮 知佐; 津久井 あきび; 田村 堅太郎

ブックチャプター
「気候変動を取り巻く国内外の政策、求められる企業対応」
(CO2排出量の算出と削減事例-LCAによる定量化/カーボンニュートラルの推進-)

松尾 直樹

ポリシーブリーフ
「Advancing Effectiveness of Climate Adaptation」
国連環境計画

リサーチレポート
「National Plastic Action Partnerships (NPAP): A Multistakeholder Approach to Addressing Plastic Pollution in Developing Countries」
Vivek Anand ASOKAN; Muchamad MUCHTAR; Abubakari AHMED; Do Thi Thu TRANG; Takashi OHTANI; Hoang Minh GIANG; Budhi SETIAWAN; Ngoc-Bao PHAM; Premakumara Jagath DICKELLA GAMARALALAGE

ブリーフィングノート
「気候変動と安全保障に関する各国の動向」
椎葉 渚

データ更新
「IGES List of Grid Emission Factors」

「IGES CDM Monitoring and Issuance Database」

「IGES CDM Project Database」

査読付論文
「Net-zero Transitions for All? Considering Applications in Asia」(Sustainability Science)
So-Young LEE

「Socio-Hydrological Approach for Water Resource Management and Human Well-Being in Pinglin District, Taiwan」(Water)
Tasi-Jung JIANG; Pankaj KUMAR; Herlin CHIEN; Osamu SAITO

「Interactions of Urbanisation, Climate Variability, and Infectious Disease Dynamics: Insights from the Coimbatore District of Tamil Nadu」(Environmental Monitoring and Assessment)
Sudha SURESH; Gowhar MERAJ; Pankaj KUMAR; Deepak SINGH; Inam Danish KHAN; Ankita GUPTA; Tarun Kumar YADAV; Asma KOUSER; Ram AVTAR

「Predicting Future Land Use Utilizing Economic and Land Surface Parameters with ANN and Markov Chain Models」(Earth)
Ankush RANI; Saurabh Kumar GUPTA; Suraj Kumar SINGH; Gowhar MERAJ; Pankaj KUMAR; Shruti KANGA; Bojan DURIN; Dragana DOGANCIC

採用情報

採用者決定次第終了

・サステイナビリティ統合センター 研究員/研究補助員 いずれか1名

・サステイナビリティ統合センター 研究員 1名

・適応と水環境領域 研究員 1名

・生物多様性と森林領域 研究員 1名

・戦略マネージメントオフィス(ナレッジ・コミュニケーション)マーケティング・コミュニケーションズ スペシャリスト 1名

・戦略マネージメントオフィス(計画と管理)会計担当マネージャー 1名

・戦略マネージメントオフィス(計画と管理)人事担当 1名

皆さんのご応募をお待ちしております!

詳細はこちら
iges お問い合わせ
配信停止 | 登録情報変更
Copyright (C) 2023 Institute for Global Environmental Strategies. All rights reserved.

本メールは、弊機関システムから配信しています。またCookie情報を通してご登録いただいたメールアドレス等の個人情報に紐づけてweb利用状況データを取得しています。データの利用目的などについてはこちらをご参照ください。