今年の10~11月に生物多様性条約締約国会議第16回会合(CBD-COP116)がコロンビアのカリで開催され、続く12月には生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学・政策プラットフォーム総会第11回会合(IPBES2-11)がナミビアのウィントフックで開催されます。2030年までの「ネイチャー・ポジティブ」実現を掲げる昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMGBF)が2022年12月のCBD-COP15第二部において採択されて以降初となる今回のCOPでは、KMGBF実施に関する交渉は難航しました。こうした中、科学に基づく進捗評価や政策実施の重要性が増しており、IPBESが果たす役割にも注目が集まっています。
本ウェビナーでは、CBD-COP16には日本政府代表団の一員として、IPBESにはアセスメント専門家として関わったIGES研究員が、主に国際政策と科学との連携の観点から両イベントの成果およびCBDとIPBESの関連性について総説するとともに、日本への示唆や今後の展望について速報的に解説します。
1 Conference of Parties to the Convention on Biological Diversity
2 Intergovernmental Science-Policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services
イベントの詳細
日時
2024年12月26日(木)14時~15時
会場
オンライン
使用言語
日本語