UNEAのバーチャルガバナンスセッションでは一定の進展が見られたものの、オンライン交渉の限界も明らかになった

ブリーフィングノート

第5回国連環境総会の第1回会合(UNEA5.1)が2021年2月22日~23日に開催された。

UNEAは、国連環境計画(UNEP)の意思決定機関として国際的な環境ガバナンスにおいて重要な役割を担っている。隔年で開催され、193の国連加盟国および関連ステークホルダーが参加し、UNEPの優先課題を概観するとともにグローバルな環境アジェンダの設定を目的としている。

通常はナイロビのUNEP本部で開催されるが、今回のUNEAはCOVID-19パンデミックの影響によりすべてオンラインで行われ、UNEA開催の前週からUNEA開催中まで、ユース環境総会(2月12日~20日)、国連サイエンス‐ビジネス環境政策フォーラム(2月18日~20日)も含めて12,000名以上がオンラインでバーチャルセッションを視聴した。一方で、主要なコミュニケーション手段としてのインターネットの活用は、今回のUNEAにおいて野心的な成果を目指す上での課題も浮き彫りにした。協議や情報共有には便利であるが、オンラインで交渉をまとめることは難しく、会議を完全にデジタルで開催することの限界も明らかになっている。今回のUNEA5.1では、バーチャル開催の利点と欠点の両方が明らかになった。

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