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公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、ハインリヒ・ベル財団、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンとのパートナーシップのもと、『プラスチック・アトラス 合成ポリマーの世界―事実と統計 アジア[日本語特別版]』を発刊しました。
2019年11月、ハインリヒ・ベル財団およびBreak Free From Plasticは、深刻なプラスチック汚染問題の背景にあるビジネスモデルや社会的仕組みなどを分析・考察し、簡潔かつ具体的な記述およびインフォグラフィックを用いて問題の本質をわかりやすく示した『PLASTIC ATLAS』を出版しました。2021 年には、プラスチック生産・使用・廃棄に関して大きな役割をもつアジアに焦点を当て、地域特有の事情や課題に加えて、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大がプラスチックごみ問題に与えた影響を取りまとめたアジア版(英語)を発表しました。
今回の日本語特別版は、このアジア版を日本語に翻訳した上で、日本のプラスチック廃棄物管理の現状と、政府・産業界・自治体それぞれの観点での課題認識および対応を解説すべく、「日本におけるプラスチック廃棄物管理の課題と可能性」、「解は日本にあるのか? リサイクルシステムの確立から、その先への挑戦」、「ゼロを目指せ:日本における地域レベルの行動とプラスチックごみゼロ宣言」の3章を加筆しています。
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