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委託報告書
COP21 で採択されたパリ協定においては、世界全体の平均気温の上昇を2℃より⼗分下⽅に抑える世界共通の⽬標が設定され、我が国のみならず、世界全体での⼤幅削減が必要である。また、我が国においては、昨年10 ⽉に菅内閣総理⼤⾂が2050 年までにカーボンニュートラルを⽬指すことを宣⾔したほか、今年4 ⽉には2030 年度に温室効果ガス46%の削減、さらに50%の⾼みに向け挑戦する旨を宣⾔しており、脱炭素社会の構築が求められている。
2019 年6 ⽉に我が国が議⻑国となり開催された、G20 持続可能な成⻑のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合では、イノベーションをテーマとする議論が⾏われ「軽井沢イノベーションアクションプラン」が採択された。こうしたG20 の成果を受けて、イノベーションの創出と普及を推進し、環境・経済・社会的課題の同時解決を実践していくためには、各国が連携し、イノベーションのためのファイナンスを推進していくことが必要である。
このような状況を踏まえ、G20 国を含む海外において、⾦融セクターを含めたステークホルダーのプラットフォームを形成し、持続可能な消費と⽣産の⽂脈の中で、⺠間資⾦の活⽤促進に向けたプログラムを展開・推進することを⽬的に「令和3年度グリーンファイナンスに係るイノベーション動向調査等委託業務業務」を実施した。
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