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今日、世界は、深刻化する気候変動や生物多様性の損失といった地球規模の諸課題に直面しています。それらの問題には多様な主体が関わっており、問題が生じる要因とその影響は相互に密接に関連しています。そのため、問題解決には、単一の学問領域のみならず複数の学問領域の科学知の動員と社会との連携が不可欠です。本書は、環境・社会・経済の諸課題を俯瞰し、科学と政策を結び付け、持続可能な社会への変革を促すためにIGESが重視する「統合的アプローチ」を解説します。前半では統合的アプローチの背景とこれを構成する7つのプロセスを詳述し、後半の第4章以降ではそれぞれ同アプローチの実践例として、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを加速するシナジーの強化、国・自治体・アジア都市のネット...
In 持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ
第5章 ネット・ゼロでレジリエントな社会に向けて 国レベルにおけるネット・ゼロ:統合的なアプローチによる1.5℃目標達成シナリオ 国内自治体レベルにおけるネット・ゼロ 海外(アジア)都市におけるネット・ゼロ 気候変動適応の多面性:IGESの取り組みから 気候変動緩和策と適応策の統合的アプローチ
本報告書は、東京都とさいたま市との都市間連携を通してクアラルンプール市(以下、KL市)が進める、ゼロエミッション実現のための活動とこれまでの成果を示す。 KL市は東京都とは2019年度から、さいたま市とは2022年度から建築物の低炭素化に資する制度や事例について情報を共有してきた。今年度は、カマルザマンKL新市長(令和5年4月就任)の訪日の折に、竣工したばかりの東京都内の脱炭素ビル「麻布台ヒルズ」とさいたま市の美園地区の「スマートホーム・コミュニティ」に加えて、を視察する機会も提供した。 更に東京都が2025年度の施行に向けて準備を進める「新築住宅を供給するハウスメーカー等に屋根へのソーラーPVの設置と高断熱化を義務付ける条例」の制度内容...
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This is the final report of the city-to-city collaboration between EU cities (including one from the UK) and Japanese cities under the International Urban and Regional Cooperation (IURC) Asia and Australasia. During 2021-2023, thirteen EU cities (including one UK city) from ten countries and ten Japanese cities participated in the project and...
2015年9月に持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を中核とする2030アジェンダが採択された。SDGsを含む2030アジェンダは、2030年に向けた国際社会の羅針盤として、先進国、途上国の別なく全ての国にSDGs達成に向けた行動を求める内容となっている。その後、国連は2020年からの10年間をSDGs達成のための「行動の10年」と設定し、各国や様々なステークホルダーに対してSDGsへの一層の取組強化を求めている。我が国においては、2016年5月に首相を本部長、全閣僚を構成員とするSDGs推進本部が設置されるとともに、SDGs実施指針が決定された。環境省においては、環境側面からの経済・社会課題の同時解決を目指し...
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Commissioned Report
令和4年度途上国における優れた脱炭素・低炭素技術の普及展開に向けた制度構築等支援委託業務報告書
本稿はIGESが環境省から受託した「令和4年度途上国における優れた脱炭素・低炭素技術の普及展開に向けた制度構築等支援委託業務」の業務報告書である。
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In Applied Energy
Tracking decarbonization effects requires a model for the identification of spatial energy demands on city facilities. However, most developing countries lack detailed discrete time and device-specific energy demand data. In this study, we installed multiple energy demand monitoring systems that could observe electricity demands at the device level...
In International Journal of Recycling of Organic Waste in Agriculture
Purpose Takakura Composting Method (TCM) is a simple and cost-effective aerobic composting method using locally available materials and has been widely introduced in Indonesia and other countries. This study tracked the progress of scaling the TCM up to 1 tonne/day of organic waste input at the decentralised composting centre in Bandung City...
東京都と KL市の都市間連携事業「 T2KLLCS」(実施期間: 2019年度~ 2021年度)では、 KL 市における低炭素社会/ 2050年ゼロカーボンシティ形成に向けて、東京都のノウハウを移転しながら KL版の低炭素・ゼロカーボンビルディング実現・普及の制度構築を目指し、 KL市保有の 1955の公共建築物のエネルギー消費実態調査、削減ポテンシャルの推計、優先的に省エネ改修すべき公共建築物の選定、ガイドライン策定等の支援を行った。 その結果、KL市では公共建築物4棟の投資改修計画の策定・市独自の予算の確保がなされ、建物物制度だけに止まらず、 2050年までにゼロ・カーボンを実現するために公共建築物・施設での太陽光導入が進められた。更に...
For cities to meet the challenge of reaching carbon neutral by 2050, one option is to promote a renovation wave for buildings. A literature review of the initiatives, standards and regulations for energy savings and the renewable energy deployment in buildings in the EU, US and Asia shows the complexity of the effort, and the need to integrate...
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Project
Updated: September 2019
SDGs City Reports
Sustainable Development Goals Reports on Cities - Launch of the World-First Voluntary Local Reviews (VLRs) on Shimokawa, Toyama, and Kitakyushu