適応ギャップ報告書2023(エグゼクティブ・サマリー):資金不足。準備不足。気候変動適応に関する不十分な投資と計画が世界を危険にさらす(日本語翻訳版)

他機関出版物の翻訳
cover image

国連環境計画(UNEP)が発表した「Adaptation Gap Report 2023: Underfinanced. Underprepared. Inadequate investment and planning on climate adaptation leaves world exposed. - Executive Summary」の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。世界中で気候リスクが加速しているにもかかわらず、途上国における適応策の実施は停滞しており、適応資金ギャップ(不足額)は現在の国際的な適応資金フローの10倍~18倍に拡大し、このままでは気候関連による損失と損害が増大することは避けられないと指摘している。そして、より多くの国際・国内・民間資金、グローバルな金融アーキテクチャーの改革と国際協力など、適応資金ギャップを埋める具体的な方策を提言しているほか、より公平で効果的な適応支援に向けて、ジェンダーと社会的包摂に対応した適応資金の必要性を強調している。

著者:
United Nations Environment Programme [UNEP]
日付:
トピック: