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国際資源パネル(IRP)「Global Material Flows and Resource Productivity (Summary for Policy Makers)」の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。天然資源の安価で公平かつ環境上持続可能な利用の確保に関する懸念の高まりに関する根拠は十分にある。この10 年間に世界の天然資源利用は加速化し、天然資源採取の増大に合わせ排出と廃棄物も増大している。天然資源利用の管理、および経済成長と天然資源利用のデカップリングは、国連持続可能な開発目標を達成する手段となる。この新しい報告書では、40 年間の世界の天然資源の動向を示し、証拠に基づく政策形成のための指標を提案している。提示したデータと指標は、世界7 地域とあらゆる国について、世界の生産と消費に必要な資源量を取りあげている。指標は世界の環境影響と物質面での生活水準をうまく示している。指標は国や地域によって大きく異なっており、豊かで公平かつ環境に優しい地球社会に移行する過程で、大きな課題と機会が私たちを待ち受けていることを示している。
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