IGESは、文部科学省の令和6年度ユネスコ活動費補助金『SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業』の一環として「環境課題から学びと社会をつなぐSDGsグローバル人材育成プログラム」を、2024年7月~2025年1月にかけて実施します。国際的な環境やSDGsの議論を導入フレームワークとして学んだ後、多様なステークホルダーが協働して、環境課題の解決から経済・社会へ相乗効果を創出している日本のSDGsモデル地域を訪問します。
本プログラムでは、これらの実体験を通じて、参加者が、持続可能な社会の担い手になるために必要とされる国際基準での資質や能力を身に着け、行動の第一歩を踏み出せることを目指します。
※本プログラムは、これまでIGESが過去5回実施してきた「北九州SDGs研修」シリーズの一貫であり、第6回SDGs研修としても位置づけています。
1.主なスケジュール
- ⓪オリエンテーション:2024年7月10~12日のうち1時間程度(参加者の希望日時で調整)(オンライン)
- ① 国際的なSDGsフレームワークの導入学習:2024年7月23~24日(1泊2日、神奈川県)於:IGES主催の国際フォーラム(横浜市)、IGES本部(葉山町)
- ② 日本の3つのSDGsモデル地域を訪問する実地研修(於:徳島県上勝町、福岡県北九州市、熊本県水俣市)2024年9月2日~13日(11泊12日)
- ③ 振り返り・行動への一歩を計画するワークショップ(オンライン)2024年10月のどこかで2時間程度(参加者の希望日時で調整)
- ④ 行動への一歩・報告会(各所属大学・地域および全体):2024年11月~2025年1月のどこか2時間程度を2回(1回目:各自の所属大学・地域、2回目:プログラム全体)(参加者の希望日時で調整)
2.参加条件
- - SDGsの担い手になりたい意欲がある
- - SDGsの17のゴールのいずれかの分野に関連する専門性や関心がある
- - 英語でディスカッションや演習を行えるレベルの英語力がある
- - 上記に記載した4つのプログラム構成の全てに参加できる(全て参加できる方を優先しますが、事情があり一部参加が難しい方は、登録フォームにその旨を記載ください。)
- - 所属大学の研究室などで学びを広める報告会を企画・実施する意志がある
- - 本プログラムにおいて、自主的な役割を担う意志と得意スキルがある
3. 費用
参加費は無料です。プログラム集合後から解散までにかかる交通、宿泊、視察に係る全ての費用は、主催者が負担します。
ただし、自宅から集合地まで・解散地から自宅までの交通費ついては、下記の通り参加者による一部自己負担があります。
(①②には、自己負担のみ記載)
- ① 国際的なSDGsフレームワークの導入学習 :関東圏在住の参加者は、自宅から国際フォーラム会場(パシフィコ横浜)までの交通費は自己負担となります。遠方(関東圏以外)の参加者は、横浜までの新幹線または航空券費用を主催者が支給します。
- ② 実地研修 :自宅から集合地(岡山駅)までと、解散地(博多駅)から自宅までの交通費は、参加者(在住地に関係なく)の自己負担となります。
詳しくは募集要項(PDF)をご参照ください。
イベントの詳細
⓪ オンライン
① 7月23日:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)、24日:IGES本部(神奈川県葉山町)
② 9月2日~4日:徳島県上勝町、5日:上勝町から北九州市へ移動、6日~10日:福岡県北九州市、
11日~13日:熊本県水俣市 ③ オンライン
④ オンラインまたは対面(各所属大学や地域)
地球環境戦略研究機関(IGES)
北九州アーバンセンター
〒805-0062福岡県北九州市八幡東区平野1-1-1 国際村交流センター3F
Tel: 093-681-1563
E-mail: [email protected]
担当者: 大田、堀苑