2022年4月14日(木)14時~15時
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第56回総会及び第3作業部会(WG3)の会合が3月21日(月)から4月4日(月)に開催され、第6次評価報告書(AR6)WG3報告書の政策決定者向け要約(SPM)と報告書本体が承認されました。昨年のCOP26でも強調されたように、現在各国が掲げている国別削減目標(NDC)を達成しても、1.5℃どころか2℃目標にすら到達できません。今回のWG3報告書はこれに対し、社会変容を含む、早急かつ劇的なシステムの変革が不可欠であると強い言葉で示しました。さらに、それを達成する手段は存在しており、経済発展を阻害することなく実現が可能であることを伝えています。このWG3報告書について、気候変動ウェビナーでは4回に分けて解説しました。その①ではAR6 WG3の概要をIPCCビューローメンバーであり、インベントリータスクフォース共同議長である田辺IGES上席研究員から、その後②~④にかけて各章のポイントを実際のレポート執筆に関わった研究員や、IGESが力を入れているライフスタイル分野の研究員からそれぞれ解説しました。
イベントの詳細
発表資料
第6次評価報告書① 第三作業部会報告書 概要編 司会進行: 田村 堅太郎 気候変動とエネルギー領域 プログラムディレクター |
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田辺 清人 |
IPCC ビューローメンバー/インベントリータスクフォース(TFI)共同議長 / IGES 上席研究員
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PDF (3.9MB) |
質疑応答
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録画映像