2020年12月7日~10日にかけて、環境省および公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)の主催により、「令和2年度脱炭素社会の構築に向けた都市間連携事業」(Training for Creating Sustainable, Zero-Carbon Societies through City-to-City Collaboration) の研修を開催しました。この研修は、同事業のさらなる普及と裾野の広がりを目的として、2016年より毎年、海外自治体の参加者を日本の自治体へ招聘して開催されてきたものですが、今年は新型コロナウイルスの影響で完全なオンライン開催となりました。しかしながら、国内外の計10の自治体、関係団体、民間企業などから約40名の積極的な参加があり、例年通りの参加規模で研修を終えました。
研修の1日目は、主催者側より、国内外の脱炭素の動き、都市間連携事業の仕組みを説明し、参加自治体からは、各自治体のプロフィールおよび低・脱炭素のビジョンについて紹介しました。2日目は「水・衛生インフラによる低炭素コ・ベネフィット」、3日目は「資源循環と持続可能なエネルギー」、4日目は「レジリエントで低・脱炭素なまちづくり」と題したテーマ別セッションを行いました。途上国自治体の具体的な課題に応える形で、日本側からは低・脱炭素を通じて持続可能で強靭な社会構築に資する幅広い分野での取り組みや技術を発表し、4日間を通じて、活発な情報交換が行われました。
イベントの詳細
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