堀田 康彦

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査読付論文
廃棄物資源循環学会誌所収
著者:
Kojima
Michikazu
2001年に,OECD (経済開発協力機構) が拡大生産者責任 (EPR) 政策の政府向けガイダンスマニュアルを発表して以来,EPRの原則に基づいた使用済み製品の引き取り・リサイクル政策は,導入国数,政策の対象とする製品ともに拡充してきている。不適切な廃棄物管理やインフォーマルなリサイクル活動による環境負荷や社会問題に直面してきた途上国では,EPR政策の導入がある種の希望をもってみられてきた。本論文では,アジア新興国・途上国でのEPR政策の展開を紹介し,途上国でEPR政策を導入する上での課題を整理する。その上で,OECD政策ガイダンス改訂版はこれらの途上国の抱える課題にどう応えているかを論じる。最後に,途上国のリサイクル政策へのEPR適用の経験から何が学べるのかについて,論じる。
ブック
廃棄物資源循環学会誌
編者:
Yamakawa
Hajime
Tasaki
Tomohiro
2001 年に OECD が『Extended Producer Responsibility:A Guidance Manual for Governments』(以下,ガイダンスマニュアル) を発表して 15 年が経過した。その間,拡大生産者責任 (EPR) 制度の数は大きく増加しており,2013 年の OECD の調査では,確認できた384 の EPR 政策のうち 70 % 以上が 2001 年以降に導入されたと報告されている。384 の政策の約 90 % は先進国での導入 (州単位を含む) であるが,近年は中所得国にも広がってきている。この間,EPR に係る研究・経験が蓄積される一方,新たな課題も浮上してきた。 EU のプロジェクトにおいても EPR 政策がレビューされ...
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プロジェクト
Updated: 2026年5月

プラスチック汚染と国際動向:汚染ゼロへの挑戦と循環型社会への道筋

本特集ページでは、IGESが関与するプラスチック汚染に関する国際交渉プロセスの動向をはじめ、プラスチック汚染の解決策として重要性を増す循環経済、そして関連する環境政策等についての解説や関連出版物、関連イベントを紹介していきます。 国際アジェンダとしてのプラスチック汚染問題 世界で海洋プラスチック汚染をはじめとするプラスチック汚染とその対策への関心が高まり、本格的な国際アジェンダとして認識されるようになってから10年近くが経過しました。その契機となったのが、2016年に公表されたエレン...
プロジェクト
Updated: 2024年10月

IGES書籍『持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ』を出版

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は 『持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ』(武内和彦・高橋康夫監修、IGES編)を2024年7月30日に丸善出版より出版しました。 今日、世界は、深刻化する気候変動や生物多様性の損失といった地球規模の諸課題に直面しています。それらの問題には多様な主体が関わっており、問題が生じる要因とその影響は相互に密接に関連しています。そのため、問題解決には、単一の学問領域のみならず複数の学問領域の科学知の動員と社会との連携が不可欠です。 本書は、環境・社会...