第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議【サイドイベント】

Youth Day - Designing the future beyond the achievement of the Paris Agreement and the 2030 agenda -

2022年7月20日, 14:00-17:30(日本時間)

〈*本サイドイベントは、持続可能な社会にむけたジャパンユースプラットフォーム (JYPS), 青年環境NGO Climate Youth Japan (CYJ), 一般社団法人 Change Our Next Decade (COND)の3団体によって主催されました。〉

「持続可能な開発のためのアジェンダ2030」は、SDGsをはじめとする主要なターゲットを取り上げ、人間が環境と共存し、持続可能な生活を送り続けることができる社会への舵取りをする上で、必要不可欠なものとなっています。しかし、その実現において、大量生産を前提とした経済成長、無責任な資源利用などの課題に直面しています。経済成長自体はSDGsの一部ではありますが、他の目標を犠牲にしてまで達成されるべきものではありません。なぜなら、経済発展と他の目標は相互的な関係にあり、他の目標を犠牲にすることは社会的に弱い立場の人々への負担を最終的に増加させてしまうからです。世界人口の急激な増加、特にアジアやアフリカでの人口増加を考えると、すべてのステークホルダーは、誰も置き去りにしない持続可能な開発につながる相乗的なアプローチを模索しなければなりません。
 
気候変動と生物多様性の減少は、健康、食料安全保障、居住地区の喪失、その他私たちの生活の多くの分野に重大かつ直接的な影響を及ぼします。しかし、この問題はまだ効果的に議論されておらず、マルチステークホルダーはこのような問題に対して相乗的な行動を取れずにいます。2030年という期限は8年後に迫っており、社会は環境への負の影響を減らすためにさらなる努力をしなければなりません。その努力なくして、私たち人類は持続可能な生活を続けることはできないのです。
 
SDGsは2030年までの指針であり、それ以降は将来の世代が責任をもって、環境破壊を最小化する努力を継続するための決断をし、リーダーシップをとることが求められています。この背景を踏まえ、本サイドイベントは、特に声を上げることができない人々の視点を共有し、若者がより積極的に意思決定の場に参加するために必要とされています。
 
このサイドイベントは、気候変動、生物多様性、制度的パートナーシップと責任といった様々な分野の問題に、地球上の様々な地域の視点から積極的に取り組んでいる若者を招き開催します。パネルディスカッションはオンラインおよび対面にて行われ、現代の若者がグローバル社会の意思決定者にどのようなアクションを提案したいかを考えます。

本サイドイベントは、国連経済社会局 (UN DESA)、国連気候変動枠組条約事務局 (UNFCCC)、国連大学 (UNU)、公益財団法人 地球環境戦略機関 (IGES)、環境省のサポートをいただいて開催しております。

(Written by Tasuku Azuma (JYPS))

イベントの詳細

日付
2022年7月20日, 14:00-17:30(日本時間)
会場

ハイブリッド形式(オンライン視聴+会場参加: 国連大学アネックススペース(東京都渋谷区神宮前5-53-70))

協力
使用言語
英語/日本語
(Simultaneous interpretation)

発表資料


プログラム

オープニング
14:00-14:10   - サイドイベントへの歓迎と紹介
- 2030 アジェンダとパリ協定を取り巻く現状
森井悠里香 (JYPS)
 
セッション 1: 議論 - ユースの参画について(JYPS) PDF (3.2MB)
14:10-14:15  

- JYPSの政策提言の紹介
東忠透 (JYPS)

 
14:15-15:20

- 登壇者と所属団体紹介
- パネルディスカッションとフィードバック
司会:豊島亮(COND)
問1:今日のユースはSDGs、気候変動、生物多様性の相乗効果を強めるためには、何ができるか?
議論の焦点:TAG(技術アドバイザリーグループ)、枠組みとキャパシティビルディング、地球規模課題同士の相乗関連性

- ユース参画
司会:望月碧(CYJ)
問2:どのようにすれば、G20、COP、HLPFなどの長期的な政策提言プロセスへユースが積極的に関われるだろうか?
議論の焦点:ユースウォッシュ、ユースの限られた専門知識、異なる国際会議同士の相乗効果

登壇者: マイルス・ポノン PDF (2.0MB)
川崎レナ PDF (618KB)
モハメッド・ケンゾウ・バスコロ PDF (186KB)
ゲスト: 鈴木渉(CBD)、セルゲイ・コノノフ(UNFCCC)、井上雄祐(環境省)  
15:20-15:30  

ラップアップ - セッション1のまとめ

東忠透 (JYPS)
豊島亮(COND)
望月碧(CYJ)

 
セッション 2: COND・CYJユース対談 PDF (6.5MB)
16:00-16:07  
CONDからの提言書紹介:生物多様性と、SDGs、気候変動の相乗効果について
芝崎瑞穂 (COND)
PDF (1.3MB)
16:07-16:15   気候変動に関する、CYJとして蓄積した知識の共有
近藤壮真(CYJ)
PDF (3.5MB)
16:15-16:25   気候正義の本質
落合ベック(FFFj)、時任晴央(FFFj)
PDF (1.5MB)
16:25-16:45 パネルディスカッション:気候変動と生物多様性の相乗効果とトレードオフ
パネリスト: モデレーター:内田大義(CYJ)  
矢動丸琴子(COND)  
古賀瑞(CYJ)  
16:45-17:10 どのようにすれば、ユース、経済、政治、国際組織等のマルチステークホルダー間の相乗効果を強化できるだろうか?
パネリスト: モデレーター:東忠透 (JYPS)  
川崎レナ  
モハメッド・ケンゾウ・バスコロ  
時任晴央(FFFj)  
内田大義(CYJ)  
クロージング
17:10-17:25 提言と要約の紹介・フィードバックと質疑応答 PDF (307KB)
  鈴木千花(JYPS)  
矢動丸琴子(COND)  
望月碧(CYJ)  
セルゲイ・コノノフ(UNFCCC)  
竹本明生(UNU)  
武内和彦(IGES)  
17:25-17:30   閉会とブース展示
森井悠里香 (JYPS)