UNESCAPの「アジア太平洋SDG進捗報告2021」は、アジア太平洋地域のSDG7の状況について、現状の進捗ペースでは、エネルギーサービスへのアクセスとエネルギー効率に関する2030年目標を達成できない可能性がある、と分析しています。この地域では再生可能エネルギーのシェアが減少しており、2030年までにこの地域がエネルギーに関する野心的な目標を達成するには、より多くの投資と国際協力が必要です。
(https://www.unescap.org/kp/2021/asia-and-pacific-sdg-progress-report-2021 )
2030年の目標達成に向けSDG7の取り組みを促進し、また、2050年ゼロカーボンを達成するために、2021年9月の第76回国連総会にて「エネルギー・ハイレベル対話」が開催されます。2021年2月から準備プロセスが始まり、「エネルギーアクセス」、「エネルギー移行」、「包摂的かつ公平なエネルギー移行を通じたSDGsの実現」、「イノベーション、技術とデータ」、「ファイナンスと投資」という5つのテーマ別ワーキンググループが設置され、それぞれのテーマにおける世界的な先駆者たちや主導的組織が貢献しました。
( https://www.un.org/en/conferences/energy2021/Preparatory_Process )
このサイドイベントはアジア太平洋の視点からの知見を共有することを目的としています。つまり、1)5つのテーマ別ワーキンググループでの議論を土台として、2030年までにSDG7を達成し、2050年までにゼロカーボンを達成するための「グローバルロードマップ」の主要メッセージは何か、2)「エネルギーコンパクト」や、2030年までにSDG7を達成する自主的なコミットメントにどのように貢献するか、また、3)アジア太平洋地域において、統合的アプローチがどのようにSDG7と気候関連SDGsの取り組みを促進していけるか、などについて取り扱います。
SDG7と気候関連SDGsの取り組みを促進するため、皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
イベントの詳細
オンライン
IGES 藤野 純一([email protected])
発表資料
イベントの詳細
オンライン
IGES 藤野 純一([email protected])
プログラム
ファシリテーター: 藤野 純一 IGES都市タスクフォースプログラムディレクター
開会挨拶 | アルミダ・サルシア・アリシャバナ 国連事務次長 / 国連アジア太平洋経済社会委員会事務局長 [技術ワーキンググループ2「エネルギー移行」共同議長] |
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基調スピーチ | 高田 実 国連経済社会局(UNDESA)チームリーダー(エネルギー) [国連エネルギー・ハイレベル対話事務局] |
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アジアの視点 (1) リーナ・スリバスターバ 国際応用システム分析研究所(IIASA)副所長 [技術ワーキンググループ3「包摂的かつ公平なエネルギー移行を通じたSDGsの実現」メンバー] |
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アジアの視点 (2) 武内 和彦 IGES理事長 [技術ワーキンググループ3「包摂的かつ公平なエネルギー移行を通じたSDGsの実現」メンバー] |
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追加コメント ナンダクマール・ジャナルダナン IGES気候変動とエネルギー領域リサーチマネージャー / 地域コーディネーター(南アジア担当) |
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アジアの視点 (3) ヌキ・アギャ・ウタマ アセアンエネルギーセンター(ACE)エグゼクティブディレクター [技術ワーキンググループ4「ファイナンスと投資」メンバー] |
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アジアの視点 (4) ナズムル・ハク インフラストラクチャー開発公社(IDCOL)ディレクター(投資)・アドバイザリーヘッド [技術ワーキンググループ4「ファイナンスと投資」メンバー] |
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ホンペン・リュウ 国連アジア太平洋経済社会委員会 エネルギー部 ディレクター [技術ワーキンググループ2「エネルギー移行」共同議長] |
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ディスカッション | 発表者全員 |