第1期戦略研究報告書気候変動プロジェクト

気候変動(CC)プロジェクトは第1 期において、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のプロセスおよび京都議定書の流れに沿った政策提言を中心に研究を進めた。特に排出権取引やクリーン開発メカニズム(CDM)等の京都メカニズムについてのシステムデザイン、日本の国内温暖化対策の比較分析、北東アジア地域における協力の可能性分析に力を入れた。また、IGES内に設置されている気候変動に関する政府間パネル(IPCC) Inventory Task Force の技術支援ユニット(TSU)への支援として、アジア地域のGHG 排出インベントリーの精緻化のためにアジア地域の研究者ネットワークの構築を行った。
研究成果は、気候変動枠組条約締約国会議(FCCC COP)やFCCC 補助機関である科学上及び技術上の助言に関する補助機関(SBSTA)、関連ワークショップで頻繁に発表され、国内ではプロジェクトメンバーが審議会や各種関連委員会へ出席して政策へ反映させた。メンバーの数人はIPCC へも参加し積極的な貢献をしている。プロジェクトの長期的基盤の形成のため、アジア地域エネルギー環境モデル(IGEM)の構築がなされつつある。

日付: