IGESでは、日本における国際的な情報の共有を促進し、政策決定や企業の経営方針の基盤となる情報収集に役立てていただくため、重要な環境関連文書を翻訳しています。この活動の一環として、「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは、できる限り専門用語を使わずにわかりやすく、コンパクトに翻訳文書の内容をお届けしています。
第7回のウェビナーでは、「世界資源アウトルック2024 - 流れを変える - 資源利用急増の最中における、住みよい地球への道筋 政策決定者向け要約(仮訳)」を取り上げました。本書は、2024年2月の国連環境総会において国際資源パネル(IRP)から発表されたもので、世界180カ国について利用可能な最善のデータ、モデリングおよび評価を動員し、私たちの資源利用の動向、影響、分配効果に関する分析をまとめたものです。現在、人間の資源利用量の増加が、気候変動や生物多様性の損失、環境汚染といった多大な負の影響を与えていますが、それを逆転させ、人類を持続可能な軌道へ乗せるシナリオについても分析されています。ウェビナーではこの翻訳に携わった研究員による解説に加えて、本書のエッセンスがいかに私たちのビジネスや生活にも示唆を与えるかについても議論しました。
イベントの詳細
日時
2025年1月27日(月) 12:15-13:00
会場
オンライン
使用言語
日本語
関連リンク
コンタクト
発表資料
司会進行: | 粟生木 千佳 IGES 持続可能な消費と生産領域 主任研究員/副ディレクター | ||
12:15-12:40 | 内容解説: | 矢笠 嵐 IGES 持続可能な消費と生産領域 研究員 | PDF (2.1MB) |
12:40-12:50 | ディスカッション | ||
12:50-13:00 | 質疑応答 |