3月15日 13:00~14:30
生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)は、2012年の設立以来、世界中の多くの科学者の協力を得て8つのアセスメントを含む9つのレポートを発行しています。IPCC報告書が気候変動危機に警鐘を鳴らしているように、IPBESのこれらのレポートは世界中で進む生物多様性の損失や生態系サービスの低下の状況とその私たちの生活への影響、ならびに自然と共生する将来に向けた選択肢について科学的な根拠を提供しています。2019年にはIPBESの第2期作業計画が始まり、今後もさまざまなアセスメントやレポートの作成が予定されています。これらの執筆作業や外部レビューに日本からより多くの研究者や専門家が参加することで、日本をはじめ多様な研究対象地域の現状をより的確に反映したレポートの作成に貢献できます。このような背景をふまえて、IPBESのプロセスへの理解を深め、日本の研究者・専門家の参画を促進すべく、説明会を開催しました。
イベントの詳細
日付
3月15日 13:00~14:30
会場
オンライン(ZOOM)
主催
使用言語
日本語
コンタクト
環境省 自然環境局自然環境計画課 生物多様性戦略推進室
代表 03-3581-3351 直通 03-5521-8275
室長 中澤圭一(内 6480)
室長補佐 山田 亨(内 6484)
主査 竹原真理(内 6489)
発表資料
13:00 | 開会挨拶 | 環境省 | |
13:00~13:40 | IPBESの概要、専門家の役割 | ||
IPBES全体について 橋本 禅 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 |
PDF (1.1MB) | ||
政策への貢献 香坂 玲 名古屋大学大学院環境学研究科 教授 |
PDF (3.7MB) | ||
IPBESアセスメント 専門家の役割について、アセスメントへのインプット・参加の機会 守分 紀子 IPBES侵略的外来種評価技術支援機関 ヘッド |
PDF (1.8MB) | ||
13:40~14:00 | アセスメントの中身や体験談 | ||
統括執筆責任者(Coordinating Lead Author: CLA)経験者によるお話 市井 和仁 環境リモートセンシング研究センター 教授 |
PDF (2.5MB) | ||
執筆責任者(Lead Author: LA)の経験者によるお話(1) 古川 拓哉 森林総合研究所 生物多様性研究拠点 主任研究員 |
PDF (1.6MB) | ||
執筆責任者(Lead Author: LA)の経験者によるお話(2) 江川 知花 農研機構 農業環境変動研究センター生物多様性研究領域 主任研究員 |
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14:00~14:30 | 質疑応答 |