近年、世界各地で気象災害が激甚化しており、日本国内でも台風や豪雨等により大きな被害がもたらされています。今後、気候変動により更に災害リスクが高まると予測されており、防災・減災対策による気候変動への適応が喫緊の課題となっています。
このような背景を踏まえ、現在・将来の気象災害の激甚化を念頭に、気象災害の現状及び将来予測、気候変動への適応の取組状況から、気候変動対策と防災、SDGsのシナジーの強化を図るため、下記のとおり「気候変動×防災」国際シンポジウムを開催します。
本国際シンポジウムでは、水鳥真美国連事務総長特別代表(防災担当)兼国連防災機関(UNDRR)ヘッドに、防災に係る国際動向を基調講演いただき、その後、関係省庁や国際機関、学識経験者らによるパネルディスカッションを経て、小泉進次郎環境大臣、武田良太内閣府特命担当大臣(防災)、及び水鳥特別代表に今後の日本における具体的な取組の方向性や国際貢献について議論いただきます。
※ このシンポジウムは、令和2年3月8日(日)に東京で開催の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で延期しており、今回WEB会議システムにて改めて開催するものです。
※ 本シンポジウムの発表資料、当日の配信動画はこちらからご覧いただけます。
イベントの詳細
WEB会議システム上(上記の時間になりましたら、https://bousai2020.tokyo/に掲載するYouTubeチャンネル(日本語または英語のいずれかをお選びください)よりご視聴ください。
「気候変動×防災」国際シンポジウム 事務局(公益財団法人地球環境戦略研究機関 内)
E-mail : [email protected]
発表資料
開会 | 瀬川 恵子 環境省大臣官房審議官 | ||
基調講演 | 水鳥 真美 国連事務総長特別代表(防災担当) 兼 国連防災機関 (UNDRR) ヘッド | ||
パネル ディスカッション 「3つのグローバルアジェンダ(パリ協定、仙台防災枠組、SDGs)のシナジー強化のための国際社会での取組の課題・方向性や日本の役割について」 ① 気候変動により激甚化する気象災害に備えるためにはどのようなアプローチが有効か ② 世界が3つのグローバルアジェンダ(パリ協定、仙台防災枠組、SDGs)のシナジーを享受するため、日本にできることは何か |
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登壇者 | ユスフ・ナセフ 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)適応部ディレクター / 政府間支援・協働部ディレクター代理 | ||
キラタ・テキエラ・ムウェンウェニケアキ キリバス共和国大統領府気候変動コーディネータ | |||
中北 英一 京都大学 防災研究所 教授 / 気候変動リスク予測・適応研究 連携研究ユニット ユニット長 | |||
天野 雄介 国際協力機構(JICA) 理事 | |||
ケイト・レビック E3G サスティナブルファイナンス プログラムリーダー | |||
瀬川 恵子 環境省大臣官房審議官 | |||
村手 聡 内閣府大臣官房審議官 | |||
モデレーター | 竹本 和彦 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS) 客員教授 / 東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授 | ||
鼎談 | 小泉 進次郎 環境大臣(予定) | ||
武田 良太 内閣府特命担当大臣(防災)(予定) | |||
水鳥 真美 国連事務総長特別代表(防災担当) 兼 国連防災機関 (UNDRR) ヘッド | |||
閉会 |
発表資料 動画
中北 英一 京都大学 防災研究所 教授 / 気候変動リスク予測・適応研究 連携研究ユニット ユニット長