E-newsletter (日本語版) | 2025年10月2日発行

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E-newsletter IGES
2025年10月2日発行

「UNFCCC COP30」特集ウェブページを公開
お知らせ
浅尾環境大臣がIGESを来訪、研究員との意見交換を実施
9月8日、浅尾慶一郎環境大臣がIGES葉山本部を訪問され、「気候変動と持続可能な開発目標(SDGs)のシナジー」と「ネイチャーポジティブ」に関する国際的な議論の進展や研究課題について、IGES研究員と意見交換を行いました。大臣から質問やコメントをいただきながら、地球規模課題の解決において統合的なアプローチが重要であること、シナジーの促進にあたり物語として伝えられるような実例が必要であることを共有しました。また、日本における少子化問題などにも触れ、ローカルな課題の理解とローカルに存在する知識の活用について意見を交わしました。

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「UNFCCC COP30」特集ウェブページを公開
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第30回締約国会議(COP30)が、2025年11月10日~21日にブラジルのベレンで開催されます。今年のCOP30は、京都議定書発効から20年、パリ協定採択から10年という重要な節目になります。本特集ウェブページでは、COP30における注目ポイントの解説、関連ウェビナーやIGESが関与するサイドイベント情報などを通じて、気候変動交渉の最新動向を紹介していきます。

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これからのイベント
「持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2025)」テーマ別会合
IGESは、メインテーマ「変動する世界の中で公正な移行が拓く持続可能な未来とは」のもと、ISAP2025の全体会合を7月29日に開催しました。続いて、具体的な課題を掘り下げて議論するテーマ別会合(オンライン)を順次開催しています。

「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)は、どのようにネクサスアプローチを前進させるか?― 理論と実践の統合」(10月7日)
変化し続ける多様な生息地や土地・海洋利用から構成され、人間の生活に必要な財とサービスを提供すると同時に、生物多様性の保全にも貢献する「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)」について、諸課題に分野横断的に対応するネクサスアプローチをどのように体現しているのか、事例報告をもとに、効果的な実践につながる要因や手法を議論します。

「アジア太平洋気候安全保障事業の進展と課題:多様なリスクへの対応策の検討」(10月8日)<再掲>
気候変動の影響は、紛争の誘発や海面上昇による国家存続の危機といった安全保障上のリスクとも結びついています。IGESでは、気候変動に関連する安全保障の問題について、アジア太平洋の視点から調査・研究を進めてきました。これまでの研究における成果を報告するとともに、今後の課題と展望について議論します。

「気候変動問題の解決に向けた自然に基づく解決策(NbS)の各国の実装と現状について」(10月10日)<再掲>
自然が持つ機能を持続可能な形で利用し、多様な社会課題の解決につなげるアプローチであるNbSについて、現在の状況や最新の知見・事例を共有します。また、ディスカッションを通じて、NbSの国内外での展開に向けた課題と可能性を探り、今後の方向性を共に考えます。

気候変動ウェビナー 「UNFCCC COP30直前ウェビナーシリーズ」(全4回)
COP30に先駆け、COPでの議論や交渉を読み解くヒントとなるような情報を提供するウェビナーシリーズを開催します。

第1回「これまでの交渉の振り返りとCOP30に向けた重要論点の解説 ~パリ協定1.5℃目標達成に向けた現状と展望~」(10月15日)
これまでの交渉経緯を整理するとともに、「国が決定する貢献(NDC)」、「グローバル・ストックテイク(GST)」、「年1.3兆ドルロードマップと気候資金に関する新規合同数値目標(NCQG)」を中心に、COP30の重要論点を解説します。

第2回「COP30で合意なるか:適応に関する世界全体の目標(GGA)の達成進捗度を測る100の指標」(10月17日)
COP30の焦点のひとつは、GGAの達成進捗度を測る指標に関する交渉です。今後の適応策や資金配分に影響を与えることが予想される指標の内容について、COP30での合意の可能性や日本社会への影響などを解説します。

第3回 「議長国ブラジルによるイニシアチブについて(仮)」(10月23日)
詳細調整中

第4回「「ネイチャーCOP」の本質を読み解く:企業が直面する自然資本とサプライチェーンの転換点・新潮流」(10月29日)
気候変動と生物多様性損失への統合的な取り組みや、議長国ブラジルが提唱する新たな経済モデル「バイオエコノミー」など、「ネイチャーCOP」の背景にある新潮流を解説し、企業に求められる行動を考えます。

過去のイベント(発表資料公開中)
国際シンポジウム「持続可能な自動車リサイクル: 循環経済の実現に向けて」(9月17日)
自動車製品・部品の持続可能な利用と資源循環をテーマに、アジア各国の最新の取り組みを共有し、循環経済の構築に向けた自動車リサイクルの今後の課題や方向性を議論しました。

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「Regional Dialogue on Transformative Action to End Open Burning of Waste in South Asia」 (9月6日~7日)
南アジア諸国の専門家や政策担当者等とともに、廃棄物の野焼きに関する各国の現状と取り組みを共有し、野焼きの削減に向けたアジアロードマップ作成のための意見交換を行ったほか、南アジアにおける野焼き削減への行動計画を記した「カトマンズ宣言」を発表しました。

詳細はこちら(英語のみ)

新刊出版物
ブックチャプター
「Toward a Sustainable and Equitable Future for Our Planet」(Envisioning and Evaluating Our Contributions to Planetary Well-Being through the Lens of the Earth Charter)
Kazuo MATSUSHITA

コメンタリー
「From Environmental Crisis to Green Economy Through Grassroots Activism」
Fernando ORTIZ-MOYA

ワーキングペーパー
「Broadening the Definition of Food Security in the Asia-Pacific: Integrating Sustainability, Agency, and Resilience in the Context of Climate Change」
Kei KURUSHIMA; Nazia HUSSAIN; Naoyuki OKANO; Alice YAMABE; Akane MATSUO

ブリーフィングノート
「Looking Back at Ramsar COP15」
Andre MADER

データ更新
「IGES List of Grid Emission Factors」

査読付論文
「Geospatial Analysis of Climate-induced Land Cover Changes and Vegetation Trends in Western Jharkhand, India」(Environmental Monitoring and Assessment)
Randhir KUMAR; Kiran JALEM; Sagar KUMAR SWAIN; Shruti KANGA; Suraj KUMAR SINGH; Gowhar MERAJ; Pankaj KUMAR; Debdas MANDAL

採用情報
・ 戦略マネージメントオフィス(計画・管理)人事担当 1名
・ 戦略マネージメントオフィス(計画・管理)会計主任 1名
・ 気候変動ユニット プログラムマネージャー又は 研究員 1名
・ 生物多様性と生態系サービスユニット 研究員 1名

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