政策決定者にできることとは?
脱炭素社会に向かう世界のリーダーに
大都市でも小さな町でも、1.5℃ライフスタイルを地域に取り入れることができます。地域の取り組みを助けることで、持続可能な暮らしを広げ、コミュニティのつながりを強くしながら、CO2排出量が実質ゼロの「ネット・ゼロ社会」の地域での実現にもつながるでしょう。
1.5℃ライフスタイルが実現すると、地球温暖化対策の他にも多くのメリットが生まれます。例えば、脱炭素型の自動車や公共交通が普及すれば、大気汚染を減らすことができます。持続可能な食やレジャーを目指す活動は、地域の観光資源や農業などの再発見や地域経済の活性化につながります。1.5℃ライフスタイルを考えるワークショップやソーシャルメディアでの活動が、市民やコミュニティ活動との相乗効果を生むかもしれません。
1.5℃ライフスタイルの実現には、地域住民や地元企業、コミュニティ向けの意識啓発、脱炭素型都市インフラの整備、カーボンフットプリントの少ない暮らしを可能にする製品やサービスの開発など、横断的なアプローチを複数組み合わせることが有効です。
1.5℃ライフスタイルの3つのステップ
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学ぶ世界5ヵ国6都市でのワークショップと家庭実験
IGESと海外パートナー機関は、日本、ブラジル、タイ、インド、南アフリカの5ヵ国6都市で、市民が参加するワークショップと家庭実験を行いました。参加者の生の声から、それぞれの都市で1.5℃のライフスタイルを実現するためには、行政やビジネスと市民の協力が様々な面で求められることがわかりました。これら6都市のビジョンおよびポリシー・ブリーフでは、ワークショップおよび家庭実験に参加した皆さんと一緒に学んだことをまとめています。
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やってみる皆さんの自治体での1.5℃ライフスタイル実現に向けたビジョンや市民向けガイダンスをIGESと一緒に作ってみませんか?
詳細は、[email protected] にお問い合わせください。
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