IGESでは、日本における国際的な情報の共有を促進し、政策決定や企業の経営方針の基盤となる情報収集に役立てていただくため、重要な環境関連文書を翻訳しています。この活動の一環として、「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは、世界の重要な環境文書の翻訳に携わった研究員が、できる限り専門用語を使わずにわかりやすく解説し、コンパクトに翻訳文書の内容をお届けしています。
第8回「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは、国連環境計画(UNEP)の適応ギャップ報告書2024を取り上げます。本報告書は、増大する気候変動のリスクに備えるため、適応行動の実施に係る野心レベルを高める必要性を強調しています。そして、膨らむ適応コストを最終的に誰が負担するのかという議論について問題提起されており、能力構築や技術移転が適応行動の強化にどのように貢献できるかについても触れられています。ウェビナーでは翻訳を担当した研究員による報告書の解説に加え、そこから見えてくる日本社会への示唆についても紹介します。
イベントの詳細
日時
2025年6月12日(木) 12:15~13:00
会場
オンライン
使用言語
日本語
関連リンク
コンタクト
発表資料
司会進行: | ⽔野 理 IGES 適応と水環境 プログラムディレクター | ||
12:15-12:40 | ギャップ報告書の内容説明 | 木村 直子 IGES 適応と水環境 研究員 | PDF (3.0MB) |
12:40-12:50 | ディスカッション | 日本社会へのインプリケーション | |
12:50-13:00 | 質疑応答 |