生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)侵略的外来種評価第4回政策決定者向け要約(SPM)ワークショップ

2022年10月24日(月)~2022年10月27日(木)

環境省の支援のもと、IGES東京サステイナビリティフォーラムに設置されている生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)侵略的外来種評価技術支援機関は、2022年10月24日から10月27日にかけて、チリ・サンティアゴおよびオンラインのハイブリッド形式にて、IPBES侵略的外来種評価第4回政策決定者向け要約(SPM)ワークショップを開催し、追加的外部レビューへの対応方針や最終稿の執筆方針、SPMの主要メッセージなどに関する専門家間での活発な議論を支援しました。なお、サンティアゴ会場は、コンセプシオン大学および生態系・生物多様性研究所(IEB)のご厚意により無償で提供されました。

侵略的外来種は、2019年発表のIPBES地球規模評価報告書でも生物多様性減少の5つの主要要因のひとつに挙げられた地球規模の重要課題です。これを受けて、IPBES侵略的外来種評価が2019年5月に始まり、すべての地域と多様な専門性を網羅する40ヵ国以上約90名の専門家により、侵略的外来種の現状および傾向、それらの要因の評価が行われ、効果的な管理・適応戦略につながる政策オプションが検討されています。

2019年8月につくば市で開催された第1回執筆者会合、2020年12月にオンライン開催された第2回執筆者会合、2022年4月にデンマークおよびオンラインにて開催された第3回執筆者会合を経て、2022年7月20日から2022年9月15日にかけて140ヵ国近くの加盟国を対象に実施されたSPMの追加的外部レビューでは、高い関心および多数のコメントが寄せられました。今回のワークショップの成果をもとに、今後は評価報告書最終稿およびSPM最終稿の作成を進めていきます。評価報告書の最終案は2023年8月28日~9月2日に開催予定の第10回IPBES総会に提出され、加盟国により審議される予定です。

イベントの詳細

日時
2022年10月24日(月)~2022年10月27日(木)
会場

チリ、コンセプシオン大学サンティアゴキャンパス(ハイブリッド開催)

主催
生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)侵略的外来種評価技術支援機関
使用言語
英語
参加者
約25人
コンタクト

生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)侵略的外来種評価技術支援機関
地球環境戦略研究機関 東京サステイナビリティフォーラム内
〒105-0003 東京都港区西新橋1-14-2新橋SYビル4階
Tel:03-3595-1081 FAX:03-3595-1084
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