2050年 脱炭素社会の実現に向けて私たちができること

コロナ禍からのグリーンリカバリー

2021年2月4日(木)18:00~19:30

脱炭素社会の実現

このたび、神奈川県と公益財団法人地球環境戦略研究機関は、「2050年 脱炭素社会の実現に向けて私たちができること ~コロナ禍からのグリーンリカバリー~」と題したセミナーを共催します。

2020年10月、菅総理大臣は国会での所信表明演説で「2050年脱炭素社会の実現」を目指すと宣言しました。また11月19日には衆議院で「気候非常事態宣言決議」が採択されました。 脱炭素社会の実現という工業国が未だかつて到達したことのない目標に向けた変革のためには、2050年にどのような「日本社会」を構築するのかという私たちの社会のあり方を根本的に考えることが必須となります。

日本社会が直面するコロナ禍は、人々の暮らしに多大な困難をもたらしており、現在、私たちの経済・社会システム、ライフスタイル、そして価値観が根底から大きく揺らいでいます。特に脆弱な立場の人々への影響は深刻であり、格差を一層拡大させるなど、社会の安定や持続可能性そのものを脅かす要因ともなっています。他方で、コロナ禍への対応・復興において、現在の社会経済システムを、持続可能でレジリエントな社会への移行に向けて再設計(リ・デザイン)する機会が与えられています。単にコロナ前の状況に戻るのではなく、より良い復興(Building Back Better)に向けて、コロナ対策としての経済刺激策を気候変動やその他の環境課題への対策と結び付ける、グリーン・リカバリーという考え方もその一例です。

このセミナーでは、「2050年脱炭素社会の実現」に向けて、大転換に直面しつつある私たちの暮らしがこれからどう変わっていくのか、IGESの研究職員からの複数の切り口によるプレゼンテーションのあと、パネルディスカッションにおいて、私たち一人ひとりにできることは何かを議論します。

イベントの詳細

日付
2021年2月4日(木)18:00~19:30
会場

オンライン

使用言語
日本語
アジェンダ
関連リンク
コンタクト

神奈川県環境農政局環境部環境計画課
電話:045-210-4065

発表資料

  第1部 プレゼンテーション 「変わる私たちの暮らし-2050年のゼロエミッション社会を考える-」
栗山 昭久 IGES 戦略的定量分析センター 研究員
 
「変わる私たちの暮らし-モノの消費と循環-」
粟生木 千佳 IGES 持続可能な消費と生産領域 プログラムマネージャー
 
「変わる私たちの暮らし-脱炭素型ライフスタイルのススメ-」
小嶋 公史 IGES 戦略マネージメントオフィス プリンシパルコーディネーター 
 
  第2部 パネルディスカッション 「2050年脱炭素社会の実現に向けて私たちができること」  
  パネリスト 河原 勇輝 (株)太陽住建 代表取締役社長  
信時 正人 (株)エックス都市研究所 理事/ヨコハマSDGsデザインセンター センター長  
小出 愛菜 Climate Live Japan 実行委員会 共同代表  
粟生木 千佳 IGES 持続可能な消費と生産領域 プログラムマネージャー  
栗山 昭久 IGES 戦略的定量分析センター 研究員  
神奈川県環境農政局環境部  
  司会 小嶋 公史 IGES 戦略マネージメントオフィス プリンシパルコーディネーター  

※ 講演者及び講演内容は変更される場合があります。