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カナダのトロントで開かれた排出権取引二つの会合(国内制度に関するものと国際制度に関するもの)に参加してきたが,それらの内容はかなり示唆に富むものが多く有益であったため,背景,内容の解説やわたしの私見を踏まえながら,比較的詳細なレポートとして作成した. Remarks: Workshop on Progress Toward Development of Domestic Emissions Trading Programs for Greenhouse Gases: A Comparison of Progress around the World 1–3 March 1999
セミナーでは、地球の友ジャパンの招きで来日した極東ロシアからのゲスト2 名と国内専門家5 名により、極東ロシアの森林保全の現状と課題について、現地および地域の二つのレベルから報告が行われた。 現地レベルの報告では、冒頭にアルカディ・カザ氏(ロシア沿海地方先住民族ウデヘ族猟師)とアンドレイ・ザハレンコフ氏(極東ロシア非木材林産物利用協会)が、ソビエト崩壊後の混乱の中で窮地にある地域住民の実状と生き残りをかけた各種の取り組みを紹介し、日本からの支援を訴えた。 加えて、佐々木史朗氏(国立民族博物館)と田口洋美氏(狩猟文化研究所)が、豊かな森林が育む生物多様性を基盤とした先住民族の狩猟活動について歴史的・文化的な視点を交えて紹介し、持続的森林利用の課題を示した。 地域レベルの報告では、まず...
ベースライン設定問題は,CDM の制度設計における投資側へのインセンティブ設定(クレジット生成)において,決定的な位置づけにある.しかしながら,その概念の明確さにもかかわらず,設定方法は技術的にかなり難しい.むしろこの問題は,「追加性」をどのように「定義」するか,という問題と解釈される.このペーパーでは,ベースライン設定のCDM スキーム全体の中の位置づけの明確化,さまざまな方法論の類型化,および横断的な問題などの同定を行った.それをベースに,取引コストを下げるために重要な「規格化」の」可能性を論じた. さらに,実際にCDMが今後ステップを踏んで発展していく過程を考察することにより,上記の技術的課題などを解決するにはどのようなアプローチが考えられるか という点に関して,メニューを検討し...
The issue of baseline setting is a critical issue for designing CDM regime in terms of determining incentives (credit generation) for investors. Despite the clarity of its concept, the methodologies of baseline setting are technically difficult. This issue can be construed rather as the problem of how to define the additionality. This paper...
