欧州委員会による欧州議会、欧州理事会、閣僚理事会、欧州経済社会評議会、地域委員会に対する報告書「 欧州グリーンディール」(日本語翻訳版―仮訳)

他機関出版物の翻訳

欧州委員会が、昨年末に公表した「The European Green Deal」の日本語翻訳版(暫定非公式訳)。2050年に向けた欧州社会のあり方の指針となるもので、気候危機を一つの契機として、根本的な社会変革を大胆かつ着実に進めていくこととしている。気候変動、クリーンエネルギー、産業政策、交通政策、農業政策、生物多様性、化学物質対策、参加型の政策形成など10の柱からなる。例えば、2050年の気候中立目標に法的根拠を与える欧州気候法を提案し、2030年目標の40%削減を50-55%削減目標へと強化する、電力部門はその大部分を再生可能エネルギーに立脚したものへと発展する必要があり、速やかな石炭からの脱却とガスの脱炭素化も併せて実施されるべき等、欧州の社会変革に向けた認識と決意が具体的に示されている。今後の国際的な政策展開を予測する上で、現在、最も重要なドキュメントの一つであると考えられる。

*欧州グリーンディールについての正式な情報については、下記の欧州委員会ウェブサイトまたは駐日EU代表部公式サイト(日本語)で入手されたい。

欧州委員会ウェブサイト:https://ec.europa.eu/info/strategy/priorities-2019-2024/european-green-…
駐日EU代表部公式サイト(日本語):https://eeas.europa.eu/delegations/japan/74789_ja

著者:
European Commission
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