気候変動、生物多様性の損失、汚染などの複数の危機に同時に対処する「シナジーアプローチ」に注目が集まっています。国連経済社会局(UNDESA)と国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、2019年4月に気候変動とSDGsのシナジーに関するイニシアティブをスタートし、2022年7月には日本国環境省が第3回会合をホストし、国連大学(東京)で開催されました。続く第4回会合は、2023年7月に国連本部で行われ、同会議の有識者グループが9月のSDGサミットに際して、初の気候変動とSDGsのシナジーに関するグローバル・レポートを発表したところです。同レポートでは、シナジーを生む具体的な事例の蓄積と、シナジーを実現するための具体的な方法論の開発の重要性が強調されています。本セミナーは、アジア太平洋地域におけるシナジーの好事例を紹介するとともに、政策手法とその展開について議論し、志を同じくする国や国際機関とのパートナーシップを拡大することを目的として開催されました。
イベントの詳細
日時
2023年12月8日(金)14:45-16:00 (UAE時間 UTC+4), 19:45-21:00 (日本時間 UTC+9)
会場
UNFCCC COP28 ジャパン・パビリオン(ドバイ・アラブ首長国連邦)及び オンライン
共催
使用言語
英語・日本語(同時通訳)
コンタクト
発表資料
プログラム
シナジーによる気候変動・生物多様性・SDGsの同時解決をアジア太平洋で実現する | |||
---|---|---|---|
開会挨拶 | 藤野 純一 | 地球環境戦略研究機関(IGES)サステイナビリティ統合センター プログラムディレクター | |
基調講演 | 武内 和彦 | 地球環境戦略研究機関(IGES)理事長 | |
特別講演 | イザベラ・テイシェイラ | IRP共同議長(TBC) | |
ショーケース発表 | バハレー・セヤディ | 国連経済社会局(UNDESA) シニアオフィサー | |
ジェームズ・グラバート | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局 緩和部門ディレクター | ||
ジェシカ・トロ―二― | 国連環境計画(UNEP)気候変動適応ユニット チーフ | ||
サンディープ・セングプタ | 国際自然保護連合(IUCN)国際政策センター 気候変動部門 グローバル・ポリシー・リード | ||
ハイレベル挨拶 | アメナタベ・V・ヨーヴォリ | 駐インドネシア フィジー特命全権大使、シンガポール・マレーシア高等弁務官、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)常駐代表 | |
松澤 裕 | 環境省地球審議官 |