兵庫県は、2022年に脱炭素社会という新しい時代の地域における将来像と取り組み指針を示した「兵庫県地球温暖化対策推進計画」を改訂し、強化しました。本計画では、2030年度までに2013年度比48%減の温室効果ガス削減目標を掲げています。産業部門からの排出量が全体の7割を占める兵庫県では、中小企業を含む事業所における脱炭素経営の促進が重要な施策となります。IGES、三井住友銀行、神戸大学、神戸新聞社及び兵庫県の五者はこれらの取り組みを地域で着実に進めていくために必要な事業者、県民、団体への取り組み支援、最新の情報の提供、次世代の担い手の育成を促進するべく協定を締結し、兵庫県の脱炭素化に向けた変革に連携して取り組んでいくこととしました。
協定に基づく取り組みの第1弾として「企業の脱炭素経営」をテーマにシンポジウムを開催します。
パネリストプロフィール
金子 忠裕
三井住友銀行 サステナビリティ本部 副本部長
1992年三井住友銀行(前・さくら銀行)入行。三井住友フィナンシャルグループ企画部IR室長や欧州営業部部長を経て、2020年よりサステナブルビジネス推進室長に就任、2022年より現職。
玉置 久
神戸大学 カーボンニュートラル推進本部 本部長
1990年京都大学助手。1995年神戸大学講師、助教授を経て、2007年より教授、現在に至る。この間システム情報学研究科長やバリュースクール長などを兼務。専門はシステム最適化の方法論。
小嶋 公史
IGES 関西研究センター プログラムディレクター
開発コンサルタントとして環境分野での海外開発援助事業に従事後、英国ヨーク大学で環境経済・環境管理分野の博士号を取得、2005年よりIGESにおいて持続可能な開発をテーマに研究プロジェクトに従事。
辻本 一好
神戸新聞社 経営企画局 経営企画部 専任部長 編集委員
1991年神戸新聞社入社。経済部、社会部を経て、論説委員として環境、エネルギー、農林水産業、災害分野の社説を担当。「地エネと環境の地域デザイン協議会」のコーディネーターを務める。
菅 範昭
兵庫県環境部長
1990年兵庫県入庁。2016年農政環境部環境管理局環境整備課長、2018年農政環境部環境管理局水大気課長、2019年農政環境部環境管理局長を経て、2022年より現職。
イベントの詳細
ハイブリッド形式
オンライン 先着順300名 / 兵庫県公館 大会議室(神戸市中央区下山手通4丁目4番1号)定員150名
兵庫県環境部環境政策課 温暖化対策班
TEL:078-362-9093 FAX:078-382-1580
E-mail:[email protected]
発表資料
基調講演 | 「今求められる脱炭素経営 ~変革の時代にチャンスを掴むための戦略~」 IGES 参与 西岡 秀三 |
PDF (5.7MB) | |
事業紹介 | 「企業の脱炭素化に向けて ~ひょうご版再エネ100事業の紹介~」 兵庫県環境部環境政策課 |
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パネルディスカッション 「脱炭素経営で世界をリードする兵庫へ」 | |||
パネリスト | 三井住友銀行 サステナビリティ本部 副本部長 金子 忠裕 | ||
神戸大学 カーボンニュートラル推進本部 本部長 玉置 久 | |||
IGES 関西研究センター プログラムディレクター 小嶋 公史 | |||
神戸新聞社 経営企画局 経営企画部 専任部長 編集委員 辻本 一好 | |||
兵庫県環境部長 菅 範昭 | |||
コーディネーター | IGES 理事長 武内 和彦 |