地球環境戦略研究機関(IGES)は、日経BP環境経営フォーラム(EMF)、コンサベーション・インターナショナル(CI)ジャパンと共同で、2017年12月8日(金)10:00~12:10にエコプロ展会議棟608号室で「知っておきたい自然資本の世界潮流」セミナーを開催します。
投資家の評価や企業の情報開示が、「気候変動」から水・大気・森林(土地利用)などの「自然資本」に向かっています。WBCSDが主導する「自然資本連合」(NCC)には、ネスレやコカ・コーラなど世界の主要企業が参加しており、昨年発表された「自然資本プロトコル」に沿ったパイロット事業を進めています。ところが、残念なことに日本企業(事業会社)の参加はほとんどありません。NCCにはGRIやCDPなど重要な団体も協力していることを考えると、自然資本の定量評価や開示の世界動向をウォッチし、備えておくことが重要です。
11月27-28日には英エジンバラで自然資本に関する大きな国際会議「世界自然資本 フォーラム」が開催されます。その最新情報をいち早くお伝えし、世界の潮流を知る場として、「知っておきたい自然資本の世界潮流」セミナーを開催します。
イベントの詳細
発表資料
10:00 | 挨拶「ESG情報開示が進む中、なぜ自然資本の情報開示が重要か」 日経エコロジー/日経BP環境経営フォーラム プロデューサー 藤田 香 |
10:05 | 「NCCは今なにを進めているか、その狙い」(仮) 自然資本連合(NCC)代表 マーク・ゴーフ ビデオメッセージ 「自然資本、社会資本の定量評価の意義」(仮)
GIST Advisory 代表 パバン・スクデフ ビデオメッセージ |
10:10 | 「英エジンバラの世界自然資本フォーラムの最新報告」(仮) コンサベーション・インターナショナル(CI)ジャパン 科学応用マネージャー 名取 洋司 地球環境戦略研究機関(IGES)自然資源・生態系サービス領域 研究員 松本 郁子 |
10:35 | 「自然資本と投資家の関心」(仮) KPMGあずさサステナビリティ 代表取締役 斎藤 和彦 |
10:55 | 「海外企業の自然資本プロトコルの活用事例」(仮) 事例: シンガポールのオーラム・インターナショナル社, 米インターナショナル・ペーパー社 地球環境戦略研究機関(IGES)自然資源・生態系サービス領域 研究員 松本 郁子 |
11:20 | 「味の素が始めた自然資本プロトコルに基づく自然資本評価の事例」 味の素 グローバルコミュニケーション部 PR・CSRグループ マネージャー 中村 恵治 |
11:35 | 自然資本専門分科会、自然資本連合日本フォーラムの紹介 |
11:45 | 質疑応答 |