水環境管理領域では、東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)と協力して、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の河川流域に関する報告書である「State of River Basin (SORB)」プロジェクトを実施しています。本プロジェクトは、統合的な河川流域管理(IRBM)の効果的に実施することを目的としています。
統合的な河川流域管理(IRBM)のパフォーマンス評価指標
水環境管理領域では、IRBMプログラムやイニシアチブのパフォーマンスを評価するために標準化し、統一した評価指標の開発を進めており、ASEAN諸国における河川流域報告システムのガイドラインの確立への基盤を築くことを目指しています。本プロジェクトの期待される成果は、地域で持続可能な水資源管理を促進し、持続可能な開発目標の達成に向けた進捗状況をモニタリングするために欠かせないツールとなることです。また日本の湖沼を対象としたたまり水系管理に関する研究にも研究を広げています。
