令和7年度 兵庫県 里山等バイオマス利活用プラットフォーム運営事業に係る業務

委託報告書

 兵庫県は2050 年ネット・ゼロの実現に向け、地域内でエネルギーを創出し利活用する自立的・分散型で持続可能なエネルギーシステムが必要となる中、県及び地域関係者が連携し、宝塚市西谷地区(北摂地域)の県有環境林の木質バイオマス資源を活用した地域循環共生圏の構築を目指す「北摂里山地域循環共生圏」に取り組んでいる。
 同事業はかつての里山林(都市近郊広葉樹林、薪炭林)の再生に向け、県有環境林の適正な伐採と更新(再造林)を進め、森林の有する多面的機能を確保するとともに、林産物の安定供給及び利活用を促進し、地域経済に貢献することを目的としている。同事業では県有環境林の間伐材等から木質チップを製造しており、その供給体制の確立と木質バイオマスボイラーの普及促進により、域内での熱利用(化石燃料の代替)を推進している。
 このような北摂地域での自立・分散型の持続可能な地域づくりの取組を核とし、地域循環共生圏の創出を県内各地で進めるため、本業務では、地域に賦存するバイオマス資源の循環に寄与する関係者が地域ごとに情報共有を行う場(プラットフォーム)の構築、またそれぞれの地域課題に応じた解決策の提案を行うことで、その多様な地域特性に適した再生可能エネルギー導入を促進していくことを目的としている。それぞれの地域での成功事例は全県の関係者で共有し、県内での事例展開に繋げていく。

日付:
トピック: