持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2018)
持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP)は、国際的に活躍する専門家や政府、国際機関、企業、NGO 関係者が一堂に会し、持続可能な開発についてアジア太平洋地域の視点から議論を行う国際フォーラムである。今年創立20周年を迎えたIGESと、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が年 1 回開催しており、今回で10回目のISAPとなった。 2015年の画期的な「パリ協定」と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の採択から3年が経過し、世界、地域、そして国レベルでこれらの合意を実行に移す努力が行われてきた。低炭素社会の先にある脱炭素社会への移行、またSDGsが有する可能性を実現していくには、社会・経済の抜本的な構造改革が不可欠であるが...