第13回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2021】 「未来を導く決定的な10年: 気候、生物多様性と他の地球的課題の統合的な解決を目指して」開催

2021年10月1日
プレスリリース
ISAP2021

2021年11月24日(水) 本会合(ハイブリッド)
2021年11月25日(木)~12月3日(金) テーマ別会合(オンライン)

 

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、第13回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP(アイサップ)2021】の本会合を2021年11月24日(水)にパシフィコ横浜で対面とオンラインのハイブリッドで、テーマ別会合を11月25日(木)~12月3日(金)、オンラインにて開催します。ISAPは、アジア太平洋の持続可能な開発に関する多様な議論を行うことを目的としたフォーラムで、毎年日本で開催しています。

ISAP2021では、全体テーマを「未来を導く決定的な10年:気候、生物多様性と他の地球的課題の統合的な解決を目指して」 (“The Decisive Decade: Towards Integrated Solutions to Climate, Biodiversity and Other Planetary Challenges”)として、持続可能な社会への転換を実現するためのターニングポイントとなる、2030年までの10年間に向けて、今求められることを様々な切り口から考えます。

ISAP2021 ウェブページ:https://isap.iges.or.jp/2021/jp/index.html

コロナ禍に見舞われながらも、持続可能な開発目標(SDGs)という共通の目標のもと、世界の意思決定者の多くは生物多様性と気候変動に取り組むというコミットメントを示しています。劣化あるいは破壊された生態系の回復をさらに促進することを目指すのは、単に自然のためというわけではなく、自然が貧困撲滅や気候変動への効果ある対策として人類のためにも重要な役割を果たしているからです。

気候変動と生物多様性の損失という二つの課題を、最も持続可能な形で解決していこうとするのなら、これらが他のSDGsとも相互に関係しているという意識をもって行動することが求められます。今後10年をSDGsの目標年、2030年に向けたターニングポイントとするならば、政府機関、民間部門、市民社会、科学者、そして一般市民による、生物多様性と気候変動を統合した対応が不可欠です。今回のISAPは様々な切り口から、こうした統合的な解決策を参加者のみなさまと共に考えます。

【主な登壇者】
ヨハン・ロックストローム ポツダム気候影響研究所 理事、ポツダム大学地球システム科学 教授 <オンライン登壇>
石井 菜穂子 東京大学 理事、未来ビジョン研究センター 教授、グローバル・コモンズ・センター ダイレクター
エリザベス・マルマ・ムレマ 生物多様性条約事務局 事務局長 <ビデオ登壇>
高村 ゆかり 東京大学未来ビジョン研究センター 教授、中央環境審議会会長<オンライン登壇>
武内 和彦 公益財団法人地球環境戦略研究機関 理事長

開催概要
1)日   程:    2021年11月24日(水) 本会合
                 2021年11月25日(木)~12月3日(金) テーマ別会合
2)会   場:    本会合:パシフィコ横浜(横浜市みなとみらい21地区)とオンライン視聴のハイブリッド
              テーマ別会合:オンライン
3)テーマ  :    「未来を導く決定的な10年:気候、生物多様性と他の地球的課題の統合的な解決を目指して」
4)主 催  :    公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
5)言   語:    日本語/英語 (同時通訳付き)
6)参 加 費:    無料
7)参加方法:    ISAP2021のウェブページよりお申し込みください
              https://isap.iges.or.jp/2021/jp/index.html


【ISAPに関するお問い合わせ】
ISAP2021事務局 (担当:石川、東海林、津高)
E-mail: [email protected] 
TEL: 046-855-3720  FAX: 046-855-3809