国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)との協力協定を更新

2021年4月2日
お知らせ

3月31日、IGESと国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)は、2016年4月に締結された協力協定(MoU)について、アジア太平洋地域への貢献において互いに強みを持つ分野で協力していくことを再確認し、新たな協定に署名しました。

IGESとUNESCAPはそれぞれ、地域協力の促進、情報分析、知識の共有、政策対話と政策提言を通じて、アジア太平洋地域の環境と持続可能な開発の課題に取り組んでいます。

両機関は、1)環境と持続可能な開発に関する活動の相乗効果を図り、それぞれの活動の有効性と影響力を高めること、2)情報に基づいた政策対話を促進するための共同分析やキャパシティ・ビルディング活動を通じて、環境と持続可能な開発の分野におけるアジア太平洋地域の科学と政策のインターフェースを強化すること、に重点的に取り組んでいきます。

具体的には、資源効率と循環型経済、廃棄物とプラスチック汚染、気候変動、大気汚染、持続可能な都市、生物多様性、災害リスク削減、持続可能な都市モビリティ、そしてSDGsの推進等の優先分野において、情報や研究成果の共有、会合や会議などの開催、定期的な協議等をすすめていきます。こうした協力の一環として、IGESは「持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)」に参画しています。(IGESのAPFSDにおける活動はこちらをご参照ください:https://www.iges.or.jp/jp/projects/apfsd

 

IGES President, Prof Takeuchi

Ms. Armida

 

 


国連アジア太平洋経済社会委員会 (ESCAP)
https://www.unescap.org/our-work